『 青砂ヶ浦教会 』を訪問
頭ヶ島教会を出てからしばらく山道を走っていると、いきなりオバサマ方のひとりが
「ちょっと車止めていただけますか?」
と急に叫んだ。
おわっ、車酔い??と車内に緊張が走ったがそうではなく(^。^;)ホッ、窓の外に見えたお花を写真に撮りたかったらしい。
ちょっと珍しいお花のようでした(名前失念・・・(-_-;))。花びらが小さい箒のようでちっちゃくて可愛い♪
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【五島列島】 頭ヶ島教会 ~潜伏キリシタン聖地巡礼の旅 ~3日目(26)
結局… 「五島列島潜伏キリシタン聖地巡礼の旅」もいよいよ3日目! もう最終日だと思うと寂しいけど、まだまだ予定はギッシリっ! 今回は『 頭ヶ島教会 』を訪問します♪ 今回の宿はいわゆる「ビジネスホテル ...
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バスが次に停まったのは、「青砂ヶ浦教会」。こちらも国指定重要文化財でございます。
こちらも他に負けないほどの赤レンガの立派な天主堂。そしてこちらも勿論、鉄川与助さんの手のものでございます!
ここまで見続けていればもう名前とデザイン、覚えましたね?( ̄ー ̄)ニヤリ そしてこちらの教会も、信徒さん達総出でレンガを運んで積み上げたのだとか。
教会の中に入ってみた
青砂ヶ浦教会の内部に入ると、一番目についたのがステンドグラス。
これも、他の教会にもそれぞれ良さがありましたが、こちらのステンドグラスもまた神々しいほどの美しさ!
当然、他と同じくお花をモチーフにはしてますが、その緻密なデザインが個性をだしている。ヨーロッパの教会のそれと近いデザインで、思わずうっとりと眺めてしまう・・・
こちらの青砂ヶ浦教会が、五島列島の他の教会と違う点を発見!(もしかしたら私の見落としかもですが)柱の上の方に、聖書の物語を表した絵画が。
普通はキリストの誕生から復活までのストーリーを、文字が読めない信者の為に絵や彫刻で聖堂内に表示していたのを引き継ぎ、このような絵画やステンドグラスがあるものだが、今まで訪問した五島列島の教会では、実はあまり見受けられなかった。
それも恐らく、迫害時代の影響を受けているのだろう。
または、あまり表立ってイエス・キリストを賛美することを、鉄川与助さんやこの地方の信者の皆さんはそれまで思いつきもしなかったのかも。
そして不思議なのが、奥行きに比べて聖堂の幅がそんなに広くないこと。
そのせいか、余計にこの特徴的な天井が際立つ。
振り返ると、1階の出入り口だけでなく、2階部分のバラ窓も鮮やかに見える。
冒頭の外観からだと黒っぽくしか見えないその窓も、光を通すと本当に綺麗なステンドグラスの輝きを放つ。美しい…(感動)
改めて『 青砂ヶ浦教会 』の外観を堪能♪
「青砂ヶ浦教会建立100周年記念」の大天使の像が外に。
悪魔みたいなやつを涼しい顔でムニュっと足の下に踏んづけているけど、仏像でもよくありますよね。そこからのインスピレーションかな。
青砂ヶ浦教会
住所: 長崎県南松浦郡新上五島町奈摩郷1241
https://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/707/
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