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【京都】『貴船 ひろや』で川床料理(1) 川床ではなくとも鱧で相殺♪

貴船 ひろや

https://tanetan.com/tabiholic

『貴船 ひろや』で川床料理を堪能する

貴船 ひろや

やっと店に到着。お腹減った~♪

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今回のお店は『貴船 ひろや』
川床料理のお店としてはこの辺りの中ではピカイチです♪

[blogcard url="https://www.kibune-hiroya.com/"]

こちらのお店は旅館も兼ねているので、入り口はご覧の通りに粋な高級旅館風。そしてそのサービスも物凄い(^^;)

「いらっしゃいませ~♪」

と、巷の居酒屋のオネーサンも負けてしまうくらいの仲居さんたちのお出迎えの掛け声。
恐る恐る中へ入っていくと、ささっと数名が寄ってきて、雨にずぶ濡れの私達から傘を受け取り、中へ案内する。

「すみません、すごく濡れてるので雑巾貸していただけますか?(;^_^A」

たねママがお店の方にお願いする。

「はいっ、了解です~~っ!少々お待ちくださいませぇ~っ!(^0^)」

すると、あっという間に宿で使っている温泉タオルが3本渡される。

「これ、お持ち帰りいただいて構いませんので~(ニッコリ)」
「は、はぁ・・・ありがとうございます・・・」

物凄いパワフルな接客に圧倒され気味な私達(^^;)。これが日本の宿の「サービス」の極意なのだろうか。

タオルであらかた水分を取り除いたところで、担当の仲居さんがお部屋に案内してくれる。部屋までの廊下を拝見しただけでも、こちらが古き良き時代の建物だということがわかる。

貴船ひろや 廊下
趣深し・・・

「すみませんなぁ~、こんな天気なので川床は無理なんですよ(^^;) せっかく遠くからいらしたんやから、是非とも川床でお料理味わっていただきたかったんやけど・・・」

雰囲気のある優しい京都言葉ですまなそうに謝ってくださる仲居さん。

「いえいえ、こんな雨ではしょうがないですし(^-^)」

私達が通されたお部屋は、普段は宿泊に使っているという。入口部分はリフォーム済みのようで少し新しい感じがしたが、部屋の方はかなり歴史を感じさせるような時代物。雨が降っていて薄暗いのでちょっと怖い(^^;)

窓の外を見ると、晴れていたらそこでお食事をするはずだった川床がみえる↓

貴船ひろや 川床
晴れてれば本当はここで・・・

「本当に申し訳ありませんねぇ~。晴れていればそちらでお食事していただけたのに~!」

仲居さんのお詫びの言葉が延々と続く。
いや、雨はあなたのせいじゃないし、しかもそんなに明るい口調で謝られても(^^;)

「でもよかったわよね、外じゃなくてお部屋の中で♪
外で食事してたら、虫が飛んできたり、湿気があったりして大変よ。
このお部屋の中の方が落ち着いて美味しく食べられるじゃない(^-^)」

仲居さんのお詫びシャワーが終わって去っていった後、たねママがアッサリとそう言ってのけた。

・・・母よ、貴方が川床で食事したいって言うからこんな遠くまで来たんやろが・・・

四季折々の食材をいかした京会席

ずぶ濡れになった部分がやっと乾いてきた頃に、お料理が運ばれてきた♪

貴船ひろや 刺身

まずは氷を削った器に盛られた川魚のお刺身。新鮮なのが見た目だけで十分わかるほど、身がプリップリとしている( ̄ー ̄)ニヤリッ

「海の魚は大好きだけど川魚はねぇ・・・」という人もいるのだが、私は川魚大好き派♪ 川魚の代表格・アユを食べる為だけにわざわざ車を飛ばして群馬や長野に行くぐらいなのだ。

「美味しそうっ♪」

普段お酒を飲めない私も、最初の一杯だけは地酒の冷酒をいただくことにした。

甘い軽い口当たりが川魚とすごく合う。お刺身なのにプリプリコリコリの感触は川魚ならでは。うう~ん、天国♪

大好きな川魚を堪能した後は胡麻豆腐。しっとりした舌触りがなんともいえない・・・(ウットリ)。

貴船ひろや ごま豆腐

料理が美味しいのは勿論のことだけど、器との組み合わせというのも重要なポイントだということを、こういう和食を目の前にするたびに思い知らされる。
同じ内容のお食事でも、こういう涼しげな器に盛り付けるだけで一気に夏気分満載である♪

結局センスなのよね、何事も・・・(-"-;)

次のお料理を待っている間、改めてお部屋の作りを眺めてみた。

貴船ひろや 部屋 

いわゆる「純和風」の作りである。
こんな京都の奥座敷、芸能人や理由ありカップルがお忍びで来そうな宿である(ニヤリ)。

「今はまだ涼しいしシーズン前やからこんなに静かですけど、夏になったら車でワンサカいらっしゃいますので、だいぶ雰囲気変わるんですよ。目の前のあの細い一本道も渋滞ですごいことになりますし・・・(^^;)」

あ、やっぱりそうなのね(-_-;)。

夏の一番いい時期になってしまえば、「お忍び」なんて無理なようだ。でも、今日のお料理も、このお宿に泊まる価格も、そんなに格安ではない。むしろ高級旅館の部類に入る。

やはり若造が気楽に・・・というわけにはいかない。それなりの稼ぎや風格がある方でないと・・・。もしくはスポンサー付きで( ̄▽ ̄)。やっぱり「ワケアリ」か(爆)。

やがて椀物が登場。

貴船ひろや 鱧

やっ!ハモっ!(T∇T)ウウウ

京都の夏といえば、これっきゃないっ♪(((o(*゚▽゚*)o)))

最近は東京のスーパーでも見かけるようになったけど、私が子供の頃は東京では高級料亭にいかないと食べられなかったし、子供なんて「ハモ」なんて言葉さえ知らなかったものだ。しかも、大好きなじゅん菜とともに(感涙)。
はぁああ、おいちぃ~(T^T)クゥ

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