『 草木染 』のための葉や茎を煮出す

『 草木染 』の工房内は結構雑然としているが、それがまた工房らしくて良い( ̄▽ ̄)。
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【広島】初めての草木染体験@からっぽ くさの農園<1>
可部線に乗ってある場所へ 友人のきんちゃん家に1泊させていただき、翌朝出勤するご主人よりも先に家をでて、可部線に乗った。 終点の可部駅の先、つい最近(※2004年当時)廃線になってしまったらしい。今回 ...
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上の画像には移っていないが、この右側に「椎茸乾燥機」なるものがあったり、左の棚にはチェーンソーがあったり。
およそ東京の生活では普段見られないものばかり。何度も書くが、それがまたまた工房らしくて本当に良いのだ♪( ̄▽ ̄)
猫もニャ~ンと擦り寄って甘えてくる。蚊もブ~ンと寄ってくる。蜘蛛も毛虫も蜂も・・・・・。
それでもあんまり嫌じゃないのは、ここにいるのが自然だからだろうか。

刻み終えたサツマイモの葉っぱと茎を、洗濯ネットに入れる。いわゆる「茶漉し」「ティーバッグ」の役目。
先ほどの鍋にザブンとこのネットを入れる。グツグツ煮ていると、このようにお湯が色づいてきた。まだいかにも「葉っぱの煮汁」といった感じ。
これでどの程度染められるのか、この時点では皆目検討がつかない(-_-;)。大丈夫かしらん・・・(不安)
染色の仕組みとは
「あ、TV取材用にあともう少し刻んでおいてね(^-^)」
そう、今日は地元のローカルTV局の取材が来ているのだ。
「ネタがなくなるとよく来るのよね」・・・と宇野さんはボヤいていたけど(^-^;。

今回草木染を教えてくれる宇野淳子さんは、とてもナチュラルな人であった。
彼女は私達をお客さんとしてではなく、近所の知り合い、といった感じで笑顔で出迎えてくれた。
だからといって、初対面の相手の心の中に土足で入り込む図々しさはなく(この辺りの勘違いはよくある(^^;))、上品な毅然としたポリシーが根底に流れているのが感じられる。
自然を愛し、自然と共に生きるとこういう女性になれるのかな、と、ふと思った。いつか私もこういう女性になりたいな( ̄▽ ̄)

草木染に話を戻そう。
繊維に紛れ込んだ不純物等を煮出す事で溶け出させ、次にそれを洗濯機にかけて徹底的に洗浄する。
そういえば以前、友達のY子ちゃんが
「 色の綺麗なフルーツティーを淹れた時に、(染められないかな?)と思って数時間白いハンカチを漬けてみたことがあるんだけど結局染まらなかったのよね~」
と言っていたが、彼女はこれをしなかったからダメだったのだ!(納得)
私も子供の頃に色紙を水につけて色水を作り、そこに画用紙を染みこませたり、濃い色の木の実を見つける度に( 染められそう・・・)と思っていたのは、この草木染に導かれるイントロだったのか?!
真っ白なものを私色に染めるって本当に楽しい~( ̄▽ ̄)ニヤリッ
『 草木染 』作業の合間に、自然一杯のランチタイム♪
「のどか」という言葉は、きっとこんな場所を指すのに用いられるのだろう。
本格的な染めの作業に入るまでに、とりあえずここでランチタイム♪小さい庭の見える席で、友達と二人でぼ~っとしていた。
BGMもなく、携帯も鳴らず(そもそも圏外だしっ!)、向かいの山の山頂あたりでとんびがクルクル回っていて、時折蜂らしき虫が家のなかに入ったり出たり。まぶしいくらいの陽射しと静かな影のコントラストが絶妙。

自然が一杯のランチをいただいた♪
このランチは草木染体験もコミコミで3500円(税別)なのでかなりリーズナブルだと思う。
黒米が混ざったご飯にかぼちゃの酢の物(!)に、なんといっても菊芋の天麩羅。このキクイモというお芋さんがここの名物らしく、「菊芋うどん」なるものも他メニューにあり、お土産としても売っていた。
シャキシャキとした歯ごたえがあり、くせがなく美味しい♪ジャガイモと田芋のハーフって感じ。キクイモの他の料理も食べてみたいかも( ̄▽ ̄)
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