<4月15日(土) シチリアの旅2日目 『 アグリジェント 』観光>
パレルモからアグリジェントを目指す
午前7時起床。今朝は余裕がある。(昨日はちょっと遅刻)
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朝食時に「カフェ・マキアート」を頼む。エスプレッソにミルクを垂らしたもの。起き抜けにはこれが一番。シャキッと目が覚める。胃にも多少やさしいし。
シチリアはフルーツがとてもおいしい。シチリア名産の真っ赤なブラッドオレンジジュースを知らないおばさま達が大騒ぎしている。
今日も一日どうなることやら・・・(^_^; アハハ…

今日はこれから、シチリアの一番の観光地、アグリジェントの神殿を目指す。バスでの移動はそんなに辛くはないが、ちょっと飽きたかな?
相変わらず街には人っこひとりいない。不況だからかもしれないが、もっと現地の人と交流したい~!
途中でドライブインに寄る。チャンス!でもここにも人がいなぁ~い!!(ノ_・。) なんで??

仕方が無く、ドライブインのお店の中へは入る。あった、あった、甘いお菓子の数々(^^;;;
で、そこで買いあさってるのは、やはり紛れも無く我が母の姿(笑)。予習していた甲斐あって、「これ買わないと嘘よね~!」と叫びながら買いまくっている。どうせその山のようなお菓子、私が試食するんでしょ・・・ブツブツ・・・
それにしても、ミモザがきれい。…え?ミモザの原木なの、これって?

こういう木が至る所に自然に植わっている

原木だからか普通のミモザより花が大きい
アグリジェント到着~コンコルディア神殿
アグリジェントに到着。
立ち並ぶ緑の木々はアーモンド。「アーモンドの花祭り」というのがこの街にはあるらしい。
[blogcard url="https://www.travelbook.co.jp/event/159"]
バスを降りて、いよいよ遺跡巡り。この町は「神殿の谷」と呼ばれて、世界遺産にも登録されている。
それにしても暑い。サングラスがないと陽射しがまぶしすぎる。帽子を持参しなかったことをちょっと後悔。また日焼けしちゃいそう・・・

「セジェスタ」と呼ばれる街は、BC3世紀前半にローマに征服された後、徐々に衰退。
ここで一番の見物は、やはりコンコルディア神殿だ。BC5世紀後半に建てられたもの。

イタリアで最も保存状態のよい神殿の1つに数えられており、シチリア、といえばこの神殿の観光は絶対に避けられない。ガイドブック等の写真も大抵がこれだ。
かつて教会堂として転用されたため、今日まで破壊されることを免れてきた。
ああ、それにしてもこの真っ青な空と照りつける太陽になんて似つかわしい建築物なのだろう。しばらくぼーっとその壮大さに見惚れてしまった・・・
とにもかくにも暑い。先日バリ島の陽射しで焼けたばかりの腕がジリジリと赤くなってくる。
イオニア海から吹き上げてくる風はひや~っとしているので、うだるような暑さではない。想像していたシチリアってこんな感じかな?目の前に広がる水平線はグリーンとブルーの二層になっていてとても素敵。

ランチはやっぱりショートパスタ

ランチを食べにレストラン『Trattoria Dei Templi』へ。
[blogcard url="https://ja-jp.facebook.com/trattoriadeitempli/"]
この時飲んだビールのラベルに、ちょっとシチリアを感じる(笑)。

シチリア=マフィアの巣窟、というステレオタイプなイメージは、この頃には既に吹き飛んでいた。
一体どこにいるのさ、ゴッドファーザーは?ここには穏やかな笑顔の農家のおじさんしかいないよ。
そして、パスタは相変わらずショートパスタ(^-^;
今回のは、中目黒の「晋風楼(※既に閉店)」という中華料理屋さんでいつも食べる「猫耳麺」と同じ形。

お国変われど、どこか発想が同じ、というのがなんとも不思議である。ちなみに、今回のパスタは、味が醤油っぽくて、具のツナと合い、とてもおいしかった印象がある。
そしてメインはまたまたソーセージとポテト(^_^; アハハ… これしかないんかぁ??もっと他にもあると思うんだけどな・・・。こういうとこがツアーの辛さ。

普段の旅だったら今頃日本じゃ絶対食べられないような物を食べてるはずなのにぃ・・・。
そしてまたまた甘~いお菓子のデザートに、コーヒーは無し。結構おいしそうなお店だっただけに、とっても残念。いいや、また来ようっと!(笑)

ランチの後、ガイドさんとここでお別れ。
イタリア人のとてもやさしそうなご主人とワンちゃんが、車でお迎えにきた。そして思いっきり「イタリア男性との結婚がいかに幸せか」を説いて去っていった。
・・・その後、おばさま達の話題が私に一点集中したのは想像に難くないでしょう?そ、そりゃあ、私だってねぇ・・・(;^_^A アセアセ・・・ま、いいか・・・(´;ω;`)ウッ…
四つ星ホテル『ホテル カオス アグリジェント』へ宿泊
今夜のホテルは『ホテル カオス アグリゲジェント』というホテル。

4つ星だけどこのあたりでは良いホテルらしい♪
何故ならば・・・ルイジ・ピランデッロというノーベル文学賞作家がここで『カオス』という超有名な作品を書いたということで・・・日本人は誰も知らんね、きっと。(劇作家として有名だったそうな。勿論イタリア人なら誰でも知ってるんでしょ?)
とにもかくにも、『FIGARO』別冊の『イタリア ホテル・宿・旅籠』という本でも4つ星のいいホテルということで紹介されていたので良い宿なのは確かですね( ̄▽ ̄)。
今日の夕食はこのホテル内のレストランでとる。どうせまたいつものイタリアン(^^;
せめてもの運動に、と、広大な敷地を散歩する。プライベートビーチもあるというし。
空はまさに真夏のそれ。本当に真っ青だ。
真っ白に塗られた庭へ続く階段やソテツの木の存在が、 ハワイにいるような錯覚を覚える。近所に大きな街があるでもなし。
ここは完璧に人里離れた隠れたリゾート地である。作家が作品の執筆に没頭するほど、とてもいい場所である。
入り口の門からずいぶんと奥まった場所に建物があるため、道路を通る車の音はしない。

ホテルの建物から海まではかなりの傾斜でくだっており、ホテル全体が斜面に沿うように立てられているので、どの場所にいても全身で太陽の陽射しを浴びることができる。
「なんにもない」ことの贅沢さを満喫するのに最高の場所といえるだろう。

プールサイドから繋がる細い道を海に向かって歩いていくと、バレーコートだったような場所一面に黄色い花が咲き乱れている。
恐らく、ただほったらかしにしてあるだけなのだろうが、そんな場所もこの青空の下では妙に絵になるから不思議。

散々歩きまわった挙げ句の果てに、プライベートビーチへの道はみつけられず、ホテルの庭を一周して帰ってきた(^-^;。
お腹もちょうど空いてきたころ。ホテル内のレストランへ向かうことにした。
そして夕食は当然今夜もイタリアン。このツアーは徹底しております(-_-;)
そしてここにきて、新たにある事実に気付いた。

そう、サラダっぽいものがまったく食卓にあがらない。野菜は芋、ズッキーニのみ。しかもフライになってるか、煮込んであるか、のどちらか。
あんなにパレルモでもアーティーチョークを売っていたけど今回はまだでてこない。市場でも葉っぱっぽい野菜を売っていたような気がするが・・・(・_・?)ハテ?
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【イタリア】【シチリア島】『 パレルモ 』観光<メルカート(市場)~マッシモ劇場>
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"insalata"といって、イタリア語にもちゃんとサラダを意味する言葉があるし、イタリア野菜のルッコラやイタリアンパセリなどは生で食すのが普通だろう。でも・・・・・・・ないぞ(。´・ω・)?。
食べてないと気付くと、段々血液が濁ってきたような気がしてきて仕方がない。イタリアのなかでも貧しい地域であるシチリアでは、本来生野菜は食べないのか?
アメリカでもどこでも、貧しい地域の主食はいつもじゃがいも。ここもそうなのか・・・???
食事のメニュー内容にとっくに飽きが来ているにも関わらず、一通り食べ切ってしまう私の胃袋(笑)。
イタリアンはどうもイカン(^-^;。食材がほとんど毎日変わらないのに、その都度味に微妙に変化があって(当たり前だけど)、ついつい手が出てしまう。イタリア人のお嫁さんに合格かしら??(^。^;)

野菜不足に陥っていた我々は大喜びヽ(^0^)ノ

チキンのハーブ焼き。ここにもお野菜(でも生じゃない)

デザートのプリンのお皿は、チキンの皿と同じ大きさ(^^;
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