『 浜脇教会 』を訪問
「牢屋の窄」訪問の重い気持ちを抱えたまま、バスはまた走り出した。しばらく行くと、ヨーロッパ調デザインの大きな教会に到着。『 浜脇教会 』だ。かなり大きい!

「きゃーっ!素敵じゃないっ?!」
オバサマたちは先ほどの凹みぶりが嘘だったかのようにまた大騒ぎを始めた。あ、あのねぁ~…(;^ω^)
久賀島に来て最初に訪れた「旧五輪教会」の天主堂は、元はここにあったものを移築したそうだ。
久賀島の中心的存在の教会というだけあって、その外観は本当に素晴らしいものだった(なんせ、建立する際には信者さん以外の方からの寄付もあったそうで)。
あまりにも大きいその姿の全貌を写す為に、何度も何度も後ずさりをした私だった(^^;

そういえば、五島列島に来て気付いたことが1つある。
五島列島のマリア像・キリスト像は、屋外にあるものは全て、海に向かってたてられている(多分)。
意識してそう立てているのか偶然なのかはわからない。が、時には教会に背を向け、教会にやってくる信者に背を向けてまでも、眼下に広がる海に向かって微笑んでいるものが多い。
通常、教会にやってくる会衆にその表情は向けられているのに。
信仰と平和は海の向こうからやってきたということか。
美しいこうもり天井とステンドグラスにうっとり♪

ドキドキしながら、ヨーロッパ風の素敵な聖堂の内部に足を踏み入れる。
ふと見ると、二階に上がる階段があった♪こっそりひとりで上って、そこから眺めてみると…。こうもり天井の素晴らしいR(曲線)と、そこを支える柱の彫刻の美しさが目の前に続き、とてもとても感動的であった。下から見上げただけではわからないこの景色。独り占め出来てちょっと満足♪
そしてふと後ろを振り向くと・・・!( ゚д゚)ハッ!

そこには外の日差しを堂内に差し込ませるステンドグラスがあった。きれ~いっ♪
1階に下りていくと、ステンドグラスから差すとても柔らかな日差しで辺りは温かい雰囲気に満ちていた。

先程牢屋の窄で冷たくなった心がフニャフニャと溶けていきそうだった・・・。
本当に五島の教会は、どちらの教会もステンドグラスが最高に美しい。

デザイン的にはあくまでもシンプルなのに、ちゃんと日本の日差しの強さ弱さを考えて作られているようだ。多分これをイタリアやカリフォルニアに持っていっても同じような光りはだせないのではないだろうか。
ゴージャスな教会の雰囲気に一同大満足し、その場を離れようとした時に、お仕事中のシスターをみかけ、図々しくも記念写真をお願いした(^^;)。実はこの旅で、シスターに遭遇する旅に記念写真をお願いしているオバサマ達。
「巡礼の旅なんですぅ~♪」とこういう時だけアピールすると、「あらぁ、素晴らしい!」とシスターに褒めてもらえるからだ。まったくもう~っ!
でも、なんだかとっても可愛らしいシスターだったので、よしとしましょうかね。
浜脇教会
住所: 長崎県五島市田ノ浦町263
http://goto.nagasaki-tabinet.com/junrei/1090/
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