『 真珠養殖場 』を訪問
とってもとってもカントリーな村の中、ひとっこひとり見かけない山の中の宮原教会を出て、バスは今度は海岸線を走る。
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【五島列島】 宮原教会 潜伏キリシタン聖地巡礼の旅 ~2日目(14)キリシタン墓地も
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「真珠はお好きですか~?」
ドライバーさんがそう尋ねるやいなや、車内は予想通り騒然となった(^^;)。
「いえね、この近所に真珠の養殖やってる場所があるんですよ。ほら、海にプカプカ浮いてる丸太で組んだようなのがあるでしょ?あれ全部真珠なんですよ。
お客さん達、真珠そのものはよく見てるだろうけど、どうやってできるかなんてあんまり見たことないでしょうから・・・」
み、見たいっ!!!キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー
真珠そのものにはさして興味はないのだが(嘘、少しはある♪)、『働くおじさん』の世界を見学するのはなぜか昔っから大好きなのだ。
典型的サラリーマン家庭に生まれ育ったせいか、「職人芸」を持つ人々への憧れが異常に強い。ましてや真珠の養殖なんて・・・(はぁと)。
海沿いの車一台がやっと通れる道をバスは降りていく。
ドアを開けると潮の香り。そして左手には作業所のような場所があった。
ドライバーさんが見学をお願いしに行ってくれている間、辺りをキョロキョロ。同じ日本なのよね、ここは・・・(ウットリ)。

しばらくしてドライバーさんが戻ってきた。どうにか許可をいただけたそうだ。
お仕事中なので邪魔をしないように、そーっと小屋に近づいて見学する。
作業所の中では、分担作業で貝の処理が行われていた。
小さいテーブルで女性が貝のスジを貝からはずし、
薄い髭剃りの刃のようなもので小さく細かく切っていく。
そしてそれをいくつかに分け、各テーブルの男性のところに配る。
それを配られた男性は、その小さいスジのようなものを貝のなかにピンセットでひとつひとつ素早く入れていく。しーんとした静寂の中で、ただひたすらにさっさと入れていくのだ。

う~ん、簡単そうに見えて、きっととても難しいのだろうなぁ。不器用な私なんかがやったら、きっと貝をグチャグチャに台無しにしてしまうことだろう。
単純作業のようでいて、実はとてもテクニックのいるであろうその作業を淡々と冷静にこなしていくその姿に、しばしホーっと見惚れていた。
いつまでもずーっと見ていたい光景であった。肩も腰も凝るでしょうに・・。

作業場見学を終えてそ~っと退室。お仕事中お邪魔しましたぁ~<(_ _)>ペコリ。
外へでると、海上にぽっかり浮かぶ小屋が目に付く。
そこでは男女が楽しそうに作業をしていた。ふ~ん…。
「あそこ、行ってみます?」
え”っ…?!
上の写真ではすぐそばにあるように見えるが、実は細~い板の上を渡っていかないといけない、結構遠い場所にそれはあるのだ。

ううっ、落ちたら悲惨だよなぁ…
まぁ木枠があるから全身落ちるってことはないだろうけど、カメラ落としたらヤバイし、靴落としてもこの先の旅とほほになるし…。っていうか、あまりにも揺れるこんな細い板の上渡っていける勇気そのものがないんですが…(T∇T)
ビビリまくる私を尻目に、ドライバーさんとオバサマ達はケラケラ笑いながらどんどん細い板を渡っていき、小屋の中の人たちと楽しそうに会話をしている。
ぐ、グヤヂ~っ!o(><;)(;><)o ジタバタ
そして恐るべし、オバサマ達っ!怖いものないんかーいっ!

それにしても、ここの海の透明度の高さといったら!!
思わず田舎の夏休みを舞台にした某PSソフトを思い出していた。 そうよ、まさに典型的な日本の夏休み~♪
こういうどこまでも透明な海に潜って、お魚と戯れて遊びたいなぁ~。
湘南あたりの海もこれ位綺麗だと通いたくなると思うんだけど(^^;) 同じ島国の同じ海なのにねえ…はぁ…(溜息)
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