広島の空の大きさ
ここ広島の『 草木染 』の工房に、お客さんは次々とやってくる。皆、車でドライブの途中に寄るらしい。私達のように電車でくる方が珍しいのだ。
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【広島】初めての草木染体験→突然のTV取材!<3>
広島のローカル番組の取材がっ! 工房外観 友達とベラベラしゃべりながら食べていると、いきなりマイクを持った女性が近づいてきた。 地元TV局の取材はあまりにも唐突であった。 普通、「ご協力お願いします」 ...
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空を見上げても、電線が邪魔にならない。これって結構久々だなぁ・・・。今年の夏は軽井沢に行けなかったし(´;ω;`)ウゥゥ。
東京の田舎(国立)で育った私には、都心の電線一杯の空はいまいち馴染めない(^^;)。どの窓を見ても、どこにでかけても、視界を横切る黒い奴・・・。
こんな大きい空をじーっと、たとえ30分でも眺められたら日々のストレスなんて無くなるんだろうな。まぁ、そんなにストレス、今はありませんけどっ♪
草木染でグラデーション
茶房でのお茶タイム一段落して、いよいよ私達の『 草木染め 』のメイン作業段階に。
思い切り煮汁が出ている鍋に、下染めをしたストールやショールをざぶんと入れる。トングでつかみながら、シャブシャブのように寸胴鍋の中でゆらゆらと馴染ませる。
この作業をきっちりやらないと、無残な染め残しができてしまうらしい。
先生はお手本としてストールを染め、先の方をアルミ媒染と鉄媒染を溶かしたバケツに順次漬け、グラデーションを施していく。アルミを使うと明るい色が引き出され、鉄を使うとタンニンと化合して黒っぽさが増すという。まさに理科実験だぁ~( ̄▽ ̄)ふふふ
きんちゃんは大きめのストールなのでそのまま単色で。私は小ぶりなショールにしたので、グラデーションをつけることにした。
こういう時何事も経験!やっておかないと後で後悔するのだけは嫌!と思ってしまう貧乏性な私。
おぼつかない手つきでザブザブとバケツに裾を浸す。どのくらいでOKなのかよくわからないので適当なところで終え、後は水道でジャブジャブと洗う。
そして後は外の物干し竿にかけ、自然乾燥♪陽射しが強いし風もあるからすぐ乾くだろうなぁ~。
『 草木染 』でまさかの女優デビュー?!
実は染めている間もまた、TVカメラに撮影されていた(-。-;)。そう、前の記事にも書いたように、地元ローカルテレビの撮影はまだ続いていたのだ(;^_^A
もうこうなるとカメラの存在なんて気にしなくなる。どうせ編集・カットされるんだろうな、と思ったらどうでもよくなった。
染めたものを干すところで、カメラさんが何か言ったので邪魔なんだと思い慌てて下がったら、
「前に来て!撮りたいからもっと前にきて、何かしゃべって!」
だと…。ふ~ん…。
小心者の私はヘコヘコしながら前に進み、「へぇ~、そうなんですかぁ~」と先生の説明に感心した様子でうなづく。
どうだ、これくらいの演技はできるぞ、私にだって!(ヤケクソ)
しかしながら、意外と作品の乾燥は進まない。
「待つのも『 草木染 』の楽しみのうちだから。」
と先生がおっしゃった。
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