個人レッスン日誌4

SAX奮闘記ーサックス個人レッスン日誌4 第116日目 ~誤解、後、地獄のコード練習~

https://tanetan.com/JazzyNight

2005年2月10日投稿

ご、誤解です・・・

 

 

今日はいつものレッスンとは違う特別な日♪
そう、飲み会付きの日なのだぁ~~~(@^∇^@) わぁーい

この『SAX奮闘記』を最初から読んでくださってる方は既にご存知の通り、私の一番最初のサックスレッスンは今のような個人レッスンではなく、5~6名のグループレッスンでした。

その時一緒だった仲間と、1年間のレッスン終了後も時々T先生を囲んで飲み会をしているのであります。

あれからサックスレッスンを続けているのは私だけになってしまったけど、みんなにこうして会うたびに当時のことが思い出され、とても楽しいのだ♪( ̄▽ ̄)

で、今回も久々に近況報告会をしようと私が勝手に思い立ち、年長者のずうずうしさを使いまわしてセッティングしたのだった。
T先生もいろいろお忙しい方なので、結局いつも私のレッスンの後に飲み会、という形なのですが(;^_^A

 

あぁ~、きたぁ~♪今日、レッスンの後T先生と遊んでくれるんでしょ??(σ ̄ー ̄)σ

スクールに着くなり、いきなりピアノ科の先生がニヤけた顔つきで近寄ってきた。

私
は、はい・・・(も、もしかしてふたりきりで行くと思われてる??)

きゃぁ~っ♪やっぱりそうなのね~っ♪
いやん、こっそり後つけて見に行っちゃおうかなっ♪(n*´ω`*n)

 

・・・・・・・・あ、あのぉ~・・・・・・・・・・・・・。

 

私
あ、な、なんか勘違いされてるようですけど、2ショットぢゃないっすからっ!当時の仲間みんなで!複数でっ!!(必死)

え”~っ!?まじぃ~っ?!な~んだ、つまんなーい!

 

・・・・す、すみません・・・・ご期待に沿えず・・・(-_-;)

 

だって、だってさぁ~。今日T先生、珍しくジャケットなんて着てきたんだよ!ジャケットよ!!見たことないっしょ? で、『なんかあるの?( ̄▽ ̄)』って聞いたらたねちゃんと行くって言うから~。もう~っ!

 

『もう~っ!』って言いたいのはこっちですよ・・・・・・
っていうか、じゃ、ジャケットぉ~?(。´・ω・)?

私
い、いやぁ・・・ただの居酒屋なんですけど・・・。高級レストラン予約したとでも思われたでしょうか・・・・・σ(^_^;)

あははっ、そうなの??ヤダ~っ!だってジャケットなんて着てるから~っ(爆)

 

っていうか、そんな話、T先生に会う前に先に言われたら、ジャケット姿見た瞬間に吹いてしまうじゃないですか~っ!!

 

そんなやりとりを一通りワイワイとして、ふと時計を見るとあらら・・・
レッスン開始時間はとうに過ぎている(;^_^A

慌てて受付でレッスンスケジュール表をチェックすると、私の前に一人。
う~ん、この人ってよく遅刻してくるんだよなぁ・・・。
ケツカッチンになってしまうなぁ・・・と思いながら、仕方なく時間つぶしに携帯でメールをチェック。

すると、なんとそっちに先生からの緊急メールがっ!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
をいっ、そっちは普段外ではチェックしない方のPCアドレスだってば!(汗)

メールによると、やはり前のレッスンが押しているという。
う~ん、別に私のレッスンは今日でなくてもいいんだが、この重いサックス君をどうしてくれよう・・・(怨)
仕方なく順番待ちの間、今日会う仲間に今晩の確認メールなど送信しつつ時間を潰す。

早くT先生来ないかなぁ~・・・

 

 

地獄のコード練習

 

 

やがてT先生がやってきて

T先生
T先生
どうしましょう?時間そんなにないんですけど・・・(;・∀・)

とおっしゃる。

このままレッスンをせずにぼ~っと時間潰して待ち合わせ場所に行ってもいいのだが、せっかくサックスがあるので、と短縮版のレッスンをお願いすることにした。

 

 

まずはいつもの音出し。

T先生
T先生
はい、今の音、どうだと思います?

ピアノでGの音を出しながら、先生が急に質問してきた。

え”っ?!Σ( ̄□ ̄;)

私
えっと・・・。微妙にシャープしてると思いますけど・・・

T先生
T先生
はい、正解♪よくわかりましたっ!もう少し下げた方がいいね

もう~っ、急に聞くからビビるやん!o(`ω´*)o
いつもは先生が「はい、もう少しあげて!」とか「高すぎない?」って言うのに。
今日は私のサックスの調子だけでなく、自分の耳までが試されていた。
うひょ~っ(;^_^A

 

チューニングが終わったところで、いよいよレッスン♪

T先生
T先生
じゃあ、♪ドミソミド~♪って2回続けて吹いてみて

というT先生の指示のもとに、一応吹いてみる。

T先生
T先生
はい、じゃあ今のコードは?

うぐっ、いきなりですかい!

私
Cメジャー・・・(ぼそっ)

T先生
T先生
そうですね♪もっと自信もって!^^
じゃあ、この勢いで次は♪レファラファレ♪を同じように続けて吹いてください

その後も1音づつ上げて同じように吹かされた。

1オクターブ分吹き終えたところで、また質問がきた。

T先生
T先生
じゃぁ、最初の♪ドミソミド♪を もう一度吹いて。

♪ドミソミドー♪

T先生
T先生
今のはCメジャーってさっき言ったよね?
じゃぁ、Cマイナーにするにはどこをどうすればいい?

私
ええっと、真ん中のミを半音さげる・・・

T先生
T先生
当たり~っ!
じゃあ、最初のドミソミドはメジャーで吹いて、次のドミソミドはマイナーで吹いて、また次はメジャーで吹いてみよう!
吹く内容は簡単だけど、ちゃんと頭でコードを考えながら吹いてね!

 

ううむ、私の苦手なコードの練習だ!
マイナーを吹きながら頭の中ではコード、指は運指を体に叩き込む。

「Cマイナー!」って言われた時に、即このドミ♭ソがでてこないといけないのだ(;´Д`)

そして♪レファラファレ♪以降も同じように、先生からコード名と音の違いを聞かれ、答え、演奏する、の繰り返し。
この辺りは、自分が最近一番勉強したかった部分。
でも、独学では引っ掛かっていた部分なのですごく助かる♪

本を読んで頭では理解できても、いざ自分の演奏で・・・となると、なかなか理解を助ける練習はしづらいのだ。

 

 

T先生
T先生
では、今度はドミソを分解してみましょう。
ドミソは5度の和音ってのはわかるよね?(ウンウン)
では、ド~ミと、ミ~ソの組み合わせがあるとしたら、
この2つの組み合わせの違いは何?

ふふふ、これはわかってるぞよ!( ̄▽ ̄)

ピアノを習っていた事でサックスに使える唯一(?)のお得感は、こういう質問の時に鍵盤がさーっと頭に浮かぶことだ。
まぁ目の前に実物があるんだけどさ(爆)。

私
ええっと・・・。2組とも3度音程なんですけど、ミ~ソの方が半音足りません。

T先生
T先生
そう!ピアノの鍵盤でいうと、黒鍵が1つ足りないんだよね。こういう3度音程を・・・

私
短3度!

T先生
T先生
正解♪で、黒鍵が2つ入ってる3度は?

私
長3度です!

・・・などという、吹いては質問に答え、また吹いて確認、という繰り返しで、今回はあっという間のレッスン終了だった(-_-;)。

ただ普通にダラーっとスケールを吹くのではなく、ちゃんと頭で「今なんのコードをどのように吹いているのか」ということをよおく考えながら吹けっちゅうことですな!
はいっ、以後気をつけますっ! (。・x・)ゝ

ピアノの時の知識も少しは役にたってるな、とちょっと安心の今日のレッスンでした♪

 

レッスン後は楽しい飲み会♪

そして私達は渋谷の町での怒涛の飲み会へと移動していったのでした( ̄▽ ̄)。

レッスンの後のせいか、ヨッパらったけど楽しかったぁ~♪

昔の仲間は会った瞬間に当時の雰囲気に戻るし、サックスとは関係ないお互いの身の上話もたっぷりして、先生と生徒というよりはまさに「同窓会」という感じ。

店を出る頃には小雪がちらついていたけど、また暖かくなったら集まってわいわい騒ごうね♪
私が先生のところでサックスやってる限りはまた開催するぞ~(笑)

 

 

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  • この記事を書いた人

たねたん

JAZZ好き元ライター。『たねたん・どっとこむ』内でのかつての人気コーナー「Jazzy Night」「サックス奮闘記」を現在こちらに鋭意移築中。Sonny Rollinsが一番大好き。最近はライブで生音浴びてないのが悩み。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています

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