イトコ家族に会うために、夏休みが終わった後にさらに1週間休みを申請し、上司に嫌な顔をされながらもなんとかやって来たポートランド。
そもそも、アメリカ大陸に上陸するのはかな~り久々で、初めてスーツケース未到着というトラブルに見舞われながらも、なんとか楽しく1泊目を過ごした私達。
午前11時にホテルにイトコが迎えに来るまでの間、朝食後にポートランドを散歩しよう!
だって、今日からはポートランドを離れてイトコの住むビーバートンに移動してしまうから・・・。
消費税0円の地の利を活かした買い物も済ませ、あとはホテルに戻ってチェックアウトして、イトコの迎えの車を待つだけ・・・♪
そう思っていた矢先に事件は起きた。
海外で使える携帯をレンタルでも準備しよう!
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ご心配をおかけするといけないので、結論から先にいうと、
父は無事に見つかり、その後楽しく家族旅行を済ませています。
これから書くことは、ある家族の準備不足からくる大失敗なので、
今後老齢のご家族を海外に連れていこうと思っている方の参考になれば幸いです(;^_^A
我が家はもともと、海外旅行も好きだし、親戚(現地で生まれ育った日本語の話せないレベル)も海外にいるし、仕事も外資系企業だったりして、出張やら研修やらで海外に住んでいたことも。
私の親などは「下手に生活環境や考え方の違う日本人と結婚してイライラするより、
まったく言葉の分からない外国人と結婚してくれた方が遊びにいけるし、楽ししくていいわ♪」などとノー天気にいうほどの海外好きであった。
過去にも家族で2年に一回は年末年始を家族旅行、というルールを決めていた程、
様々な外国に行っている。
ましてや、アメリカは基本中の基本、というか、
そもそも今回の旅行も、父の妹家族に会いに行くためのものだったので
感覚的には「田舎に帰ります」というのと変わらない。
家族全員簡単な英語なら使えるし、ポートランドもアメリカの中でも比較的治安も気候も良く、旅慣れていない人ですら快適に過ごせそうな町だし、初日の夕食後から翌日の11時までの間以外は現地に住む親戚がアテンドしてくれるので、普通の観光ツアーよりも安全で安心なはずなのである。
・・・だったのであるが・・・。
前回の記事に書いている通り、朝食後の散歩の途中、我々女性陣がカードショップに入って興奮している間に、店の外で写真を撮りながら待っているはずの父の姿が見えなくなった。
いくら周囲を探し回っても、それらしき姿はどこにもない(-_-;)
焦る、焦りまくる・・・・!
その時、私は「ひとつめの失敗」に気づいた。
それは、「父がここで繋がる携帯を持っていない」ということ。
両親はいまだにガラケー派で、しかもかなり古い機種。
私と姉はスマホでLINEもやっているので、最悪Wi-Fiのつながる場所にいけばLINE電話でなんとか連絡がとれる。さらに幸い、docomoのローミングを契約していたので、海外にいても私と姉のスマホ同志なら通話できる状態だった。
が。
両親のガラケーではそれも無理で、そもそも父がそのガラケーをアメリカに持ってきているかどうかも疑わしい。ずっと家族一緒に行動する予定だったので、そもそも携帯なんて必要なかったし。
強いてあげれば父がiPadを持っていたのは覚えているが、あれはWi-Fi版なのでそもそも然るべき場所にいかないとメールすら受信できない。
こんなことになるとは思わず、常に一緒にいるだろうから、と軽い気持ちでいたので、個別に携帯を持つなんて想像もしていなかった。
海外で使える携帯電話をレンタルして、無理にでも持たせておけばよかったけど後の祭り。
実は成田空港で、もしポータブル・ルーターをレンタルをしようとショップまで出向いていて、結局カナダと2か国で使えるものが在庫がなく諦めていたのだ。
あの時、携帯電話なら在庫があったかもしれないのに・・・。
ということで、家族旅行で離れるはずはない!と思っていても、迷子防止のために、特にご年配の方がいる場合には、お互いの携帯を海外でも通話できるようにするか、もしくはレンタルしてお持ちになった方がベストです。
ホテルで待機。しかし、待てど暮らせど・・・
とりあえず、私と姉のスマホは通話が出来るので、姉が周囲を探し続け、私は母を連れてホテルに戻ることに。父がもしかしたら苛立って先にホテルに帰ってるかもしれないので。
しかし、ホテルに帰る道を歩きながら<最悪の結果>が頭に浮かんでは消え、本当に生きた心地がしなかった。
一体なんのために、上司に嫌な顔をされながら無理矢理休みを取ってここに来たんだか、、、。
泣きそうになりながらも、母と一緒に足早にホテルに戻ったが、残念ながらそこには父はいなかった、、、!
おーーい、どこ行った〜〜っ?!(゚o゚;;
#ポートランド
#海外で迷子