五島の海水浴場
『五島列島潜伏（かくれ）キリシタン聖地巡礼の旅』もいよいよゴール。
全ての教会巡りを終え、最後の島内観光をしながら長崎からの空路で東京へ。
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【五島列島】 旧鯛ノ浦教会 潜伏キリシタン聖地巡礼の旅 ～3日目（30）
『 旧鯛ノ浦教会 』を訪問 上五島における布教の中心地として1881年に建てられた『 旧鯛ノ浦教会 』。 もともとは手前の木造瓦葺の建物だけであったが、戦後、レンガ造りの鐘楼が追加して建てられたそうだ ...
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鯛の浦港に向かう道すがら、ドライバーさんがまたまた素敵な提案をしてくださった。
「海、入りました？」
い、いやぁ・・・・(;^_^A アセアセ というか、このメンツでは水着にはなれんでしょう、さすがに・・・。
「へっ？海いってないのぉ？？五島まで来て海近くで見ないと勿体ないっしょ～。じゃ、そんなに長くはいられないけど、ちょっと寄っていきます？」
わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪
そして連れていってもらった海辺は、前夜泊まったホテルのすぐそば！
昨晩フラフラ散歩した時に行きかけてあきらめた海水浴場だった。なんだ、有名なとこだったのね･･･諦めずに来ればよかった･･･
鯛ノ浦港（上五島）
バスはようやく鯛ノ浦港に到着。これでもう五島列島とはお別れ～( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
で、まずは予約券を買うために港の待ち合わせ室へ・・・・・
へっ？！こ、ここがそうっ？！
申し訳ないがあまりにもシンプルな造りの建物だったので、
どこかの建築会社の事務所かと思ってました(^^;)
まずは中に入って予約券をチケットと交換。
その際乗り込み順の整理券をもらうと、なんと3番♪
この順番通りに乗り込むのだが、全席自由席なので早い番号のほうがいい席をゲットできるのだ。どんな船だかわからないけど、窓側のいい席に座りたいもんね～(^-^)。
乗船時間まではまだ時間があるので、昼食を食べようということに。
が、この近所に店はない。
仕方がないので、乗船乗り場の一番奥にあったカウンターで、最後の五島うどんをオーダー♪
（これで最後かぁ～・・・） と思うとなんだかとっても悲しくなってきた。
が、食欲には変えられん！！しっかり味わいながらもガッツリ戴きました♪
薄そうに見えて実はしっかり味のあるあごだしのスープにつるっつるの五島うどん、そこへトロロ昆布とさつまあげとかまぼこが、美味しいハーモニーを醸し出しておりました。
お土産販売も担当していたオバチャンが、ひとりで全部やっていたのだけど、めっちゃ美味しい！あなどれない！
ここへいらした方は絶対五島うどんを食すべきだと思います。素朴な中に暖かさもあり♪
お土産を買ったり、近所を散歩したりしているうちに、やっと乗船時間がきた。
おしゃべりに夢中になっていたオバサマ達は、せっかくの3番チケットだったのに、はしゃぎ過ぎてそれすら覚えていなかったらしい(^^;)
慌てて乗船場に行くと、「3番の方～！！」と思い切りスピーカーで呼ばれており、その上番号が我々より後ろの方の方に「おせーよっ！（怒）」と怒られてしまった･･･。
でもオバサマ達にはそんな声は届かず、大笑いしながら乗っていたのだけどね･･･(´ヘ｀;)ハァ
私達の乗る船『高速船えれがんと』は意外と大きかった。
1階席・2階席とあり、飲み物等の販売もある。熱海から初島にいく船と同じレベルかなぁ。
印象的だったのが、外国人のお母さんとハーフの子供たち。（ここから勝手な想像含む）恐らくお父さんがこの五島列島出身でここが地元らしい。
もうお父さんは亡くなってしまったのか、それともお父さんは仕事で自国でお留守番か、
その場にはいなかった。夏休みを利用してはるばるこの五島までやってきたようだ。
おばあちゃん、その他親戚のみなさんがお見送りに来ていて、いざ船に乗ろうとした瞬間お母さんは大泣きしてしまっていた。子供たちも親戚のみなさんとハグをして、船に乗ってからも窓から必死で手を振っていた。
こんな事情じゃないかもしれないけど、なんだかとっても感動的なお別れの様子だった。
自分が五島を離れるセンチメンタルな気持ちも相まって、すごく印象に残っている。
一方、海上で船は結構揺れた(;^_^A。高速なので振動もある。
目の前のＴＶで地元のバラエティ番組を放送しているのだが、船のエンジン音の大きさに対してTVの音量が小さいので全く聞こえないし。
仕方なく窓から外をずーっと眺めていたら、やがて造船所がたくさん見えてきた。長崎・佐世保は造船で有名だったっけ。
・・・ということで思い出した。今、私は長崎に向かっていたのだった。
往路は飛行機で一瞬立ち寄っただけですぐに長崎を離れ、いきなり五島にいってしまったが、今度は長崎港から陸地にあがる。
長崎は・・・今日も晴れだったぁ～♪（ベタで済みません・・・）
ここでまたバスが待っていた。五島と違って、いかにも観光バスの運転手さんという風貌。
長崎なまりが可愛らしい（笑）運転手さんは、オバサマ達の「カステラ買いたい！」という希望にも嫌な顔ひとつせず応えてくださった。
飛行機のフライト時間が近づいていたので、市内観光もままならず、バスの中から市街を眺めるだけであったが、いつかぜひこの長崎の町にも来たいと思う。
町でふと見かけた「被爆者検診」の文字が脳裏に焼きついて離れない。日本人として訪れておくべき場所はまだまだあるのよね・・・・。
などと、ちょっとマジメモードになったのもつかの間、食い意地の張ってるたねたん親子は他のオバサマ達が呆れるのをよそに、空港で「角煮まんじゅう」なるものを食し（たねママはビールまで！）、お腹も気持ちもポカポカ満足な状態で17時15分長崎空港発のＪＡＳ558で帰京した。お疲れさま～っ♪
～五島列島巡礼の旅・完了～
最後に
今回の五島列島の記事におつきあい頂き、どうもありがとうございました<(_ _)>ペコリ
五島列島の旅、ものすごくお薦めでございます。
沖縄のようなビーチにヨーロッパのような教会、そして美味しい食べ物♪混んで欲しくないので本当は秘密にしておきたいんだけどね(^_-)-☆
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