名物『たこしゃぶラーメン』でランチ
旭山動物園を後にして、我々は一路稚内を目指すことにした。
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【北海道】【旭川】旭川空港から『 旭山動物園 』へ
今回の旅は『 旭川空港 』からスタート! 旭川空港朝7時半羽田発の飛行機に乗って、私は両親と一緒に旭川空港に降り立った。 前日遅くまで仕事で出かけ、深夜まで残業し、今朝は朝4時起きで家を出発。毎度の事 ...
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朝早かったお陰でこの頃すでにお腹がグーっ!(;^_^A
とにもかくにも北海道での記念すべき1食目を目指し、ひたすら車を走らせていった。
自然一杯の山の中を道を抜け、ようやく留萌にでてくると、そこは海、海、海っ♪
海ということは・・・美味しいものがあるってことね(*≧▽≦*)きゃ~~
じっくりお店を探したかったのだが、運転手の体力もそろそろ限界^^;
とりあえず海沿いの最初に目に付いたお店に入ることにした。
「ドライブイン フリッパー」である。
田舎のなんでもない定食屋さん風のお店だったので一瞬ガックリきたのだけど、ふと店の奥を見ると大きなポスターが。
そこには『たこしゃぶラーメン』 の文字がデカデカと記されてあった。
そう、ガイドブックにこのあたりは「たこしゃぶ」が有名、と確かあったような・・・・。
私は迷わずたこしゃぶラーメンをオーダー。母はウニラーメン。父は普通のラーメンだったかな。
携帯の画像なので分かりにくいかもしれませんが、薄切りの軟らかいタコが入ってます♪
あと、珍しかったのが、お麩!その時は気づかなかったのだけど、後にもでてきます・・・。
東京では「ラーメンにお麩」ってまずありえないし。でも考えてみれば、美味しいスープが一杯染みこんでいるのでこれもアリ(σ ̄ー ̄)σ
素朴な醤油ラーメンにタコの海鮮風味が加わって、本当に美味しかったです♪
最初は忙しさで無愛想だった店のオバチャンも(おばちゃん二人でやっているらしい)、お勘定の頃には「旅行?どっからきたの?^^」と優しく声をかけてくれて、
「稚内までだったらあと2~3時間だよぉ~。そんな遠くないって!」
と励ましてくれたのでした♪
(実際その『2~3時間』とは、メチャクチャ速度オーバーしていって・・・の条件付きだったことが後でわかるのだが^^; いわゆる北海道時間ですな)
お腹も心も一杯になって、また車を走らせることに。稚内はまだまだ先である・・・・。
参考
2019年夏現在、調べたところ残念ながらこちらのお店は既に閉店( ノД`)シクシク…
跡地には『レストハウス 理尾』というお店が入っているようです。
お近くに寄られた際には是非♪ 私もいつか行ってみたいです!
留萌の海沿いをドライブ
北海道は本当にすごい。似たような景色の場所は日本全国どこにでもあるのかもしれないが、同じ海の景色でも、やはり沖縄や湘南とは違う「なにか」を感じてしまう。
地元の方には単なる「通勤路」なのかもしれないが、狭い東京から来た家族にとって(しかもカメラ好きの親子にとって)、そこかしこが素敵な撮影ポイントなのだ。
「あ、ちょっとそのあたりで止まっていい?( ̄▽ ̄)」
子供のように父が言う。
ダメって言ったところで、ハンドル握ってるのはあなた様ですが・・・。
ちょうど長距離トラックが使うような側道があったのでそこに車を止め、車を降りてみることにした。
目の前が海なのに、潮の香りは全然しない。風は結構強いけれど、晴れているせいもあってとても爽やかだ。
ふぅ~、と深呼吸していると、バイクが1台目の前をサーっと通り過ぎていった。
昔バイク好きな先輩がバイクに乗ってる時は「風になるぜ!」と言っていた。きっとまさにこれがその瞬間なのね^^。
『 旧花田家番屋 』見学
しばらく海沿いを走ると、いろいろな観光名所がでてくる。特に私達が楽しみにしていたのが「道の駅」♪
日本全国のメインの街道沿いにあるそれは、各地の名産品が食べられたり、お土産物が買えたり、時には温泉があったり、など、結構楽しめる場所。(今でこそあちこちにある道の駅だが、当時はまだ珍しかった)
今回通る道沿いにもいくつか「道の駅」があったので、私達はそれを楽しみにしていた。
実は北海道ではあまりまだ「道の駅」の歴史が長くないらしく、そんなに数も種類もないらしいのだ(※2005年当時)。
最初に訪れた「道の駅」は「旧花田家番屋」という重要文化財の名所と一緒になっている所だった。
ニシン漁で大当たりした花田家は一財産を築き、漁に関するシステムを上手く開発して地元の発展に貢献したそうである。
まぁこの建物の歴史はともかく。
目の前が大海原のものすごいお屋敷だったのは容易に想像できる^^;
建物の中に入ってもその作りは素晴しく、感動一杯であった。
私はこういう日本家屋が本当に大好きだ。
毎回旅行記にはその都度書いてるが、東京生まれの東京育ちでいわゆる田舎のない私には、こういう日本家屋に住むのが憧れだったりもする。長く続く廊下の雑巾がけ、したいなぁ(笑)
囲炉裏で一杯やりましょか?
こんな船がたくさんいたのね♪
最近の地震で壊れたそうな(T-T)
『SEIKOSHA』?!欲しい!
アンティーク好きには堪らんっ
相撲部屋の看板・・・ではない。
入口を出たところに、左のような銅像が建っている。
当時女性達はあのような変わった形の木箱を背負い、男達が漁でとってきたニシンを背中の木箱に入れ、売り歩いたとのことである。
そんなストーリーも、屋敷の中に張り出されていた説明掲示にちゃんと書いてあったのに・・・。
「あら、これって二宮金次郎じゃないの??」
と、大声でたねママがのたまわったΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
・・・母上、学校じゃないから、ここは・・・
それにしても。
大広間から、個人の居室から、当時使われていた道具の数々やその時の写真まで、展示されているあらゆるものが当時この辺りが大いに賑わっていた様子が垣間見れて、なかなか面白い( ̄▽ ̄)
北海道にはこのような「ニシン御殿」があちこちに点在しているが、肝心のニシンの皆さんはどこへ行ってしまったのでしょうね???
魚1種類だけでこのような歴史的建造物(重要文化財)が建てられてしまうなんて、考えてみたらすごいことだわ!
(注: 画像に残しておりませんが、ここで既に1回目のソフトクリーム味わってます♪オホホ♪)
参考
『国指定重要文化財 旧花田家番屋』
住所: 北海道留萌郡小平町字鬼鹿広富35番地の2
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