三井楽教会へ向かう途中、またもや観光名所的な場所に連れてこられた。
見ると、どこまでも続く海岸線に沿って十字架の墓石が立ち並んでいる。
なかには、教会に置いてあるような大きなマリア像まで一緒に並んでいるお墓も!
しかも周りは自然に生えたであろう草花が潮風に揺られながら咲き乱れ、
とても日本とは思えない、いや、現実のものとは思えない光景である。

この景色の隣に、東シナ海を臨む海岸線に向かって十字架の墓石が並んでいた。
もし、自分がこの世での人生終えて違う世界に旅立つとしたら、
こんな場所に行くんだろうなぁ・・・と心のどこかで思い浮かべてきたような風景。
仏教的に言えば「三途の川」だろうか?
ま、今回はクリスチャンの巡礼ツアーなので「天国」という表現が適当かしら(笑)
自分が死んでしまった後のことでも、できればこういう明るい場所に眠らせて欲しいな、
と単純に思った。そうすればお墓参りに来てくださった人も、綺麗な風景を楽しめるし。
いつまでも泣いて悲しまれるより、墓前で酒盛りでもして楽しんでもらった方がいいかも♪
おそらく隠れキリシタン(潜伏キリシタン)が故にこういう人里はなれた場所にしか
お墓を建立できなかったという理由もあるのだろうが、
見方によっては、ある意味幸せだったのでは・・・とも思う。
神様はやっぱり平等なのだ。辛かった人生の人には天国を。
そして私には・・・?