『 旧鯛ノ浦教会 』を訪問
上五島における布教の中心地として1881年に建てられた『 旧鯛ノ浦教会 』。
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もともとは手前の木造瓦葺の建物だけであったが、戦後、レンガ造りの鐘楼が追加して建てられたそうだ。
この鐘楼のレンガには、被爆した長崎の浦上天主堂のレンガも一部使われているとのこと。
手前の建物とその材質は違うのだが、不思議としっくりと一体化している。
静かな聖堂の中へ入ると、昔のイギリス映画に出てくる図書館のような佇まい。光と影がとても印象的だった。
そしてこちらにも「ルルド」が。
こちらは柵で囲まれた中にあり、その外側ではミサがあげられるようになっている。半年ごとにこの前でミサが行われるらしい。
そして敷地内の一角にキリシタン殉教の碑が。
明治3年に起きたという、つい最近とも思えるその時期に、あまりにも無残な事件が起きてしまっていることを忘れない為にこの碑が建てられたとのこと。
今もその内容を知るだにぞっとするし、惨殺されたご家族(胎児までも!)に哀悼の意を感じざるを得ない。
旧鯛ノ浦教会
住所: 長崎県南松浦郡新上五島町鯛之浦郷326
https://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/722/
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