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【礼文島】礼文島バスツアー<1>『 礼文アツモリソウ 』~スコトン岬で「昆布ソフト」

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稚内から礼文島へ

稚内の朝はすがすがしく目覚める事ができた( ̄▽ ̄) 稚内グランドホテルでの一晩は非常に快適でした♪

前回の記事
風力発電
【北海道】【留萌】【稚内】留萌~サロベツ原野~稚内グランドホテル

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いよいよ旅はこれからが本番。

早々に朝食を食べ終え、稚内港までのタクシーを「8時到着」でフロントにお願いする。

ちょうど団体さんの出発と一緒のタイミングになってチェックアウトに予定外の時間がかかり、お土産物屋さんもおちおち見ることができなかったのが残念(T-T)。

しかし今日も良い天気♪ますます楽しい旅になりそうだ( ̄▽ ̄)。

港まで乗せてくれたタクシーの運転手さんはいかにも北海道の人、という感じの温かい話し方をするオジサマだった。道々観光案内やら、利尻礼文の案内までしてくれる(笑)。

稚内 港

オジサマによると、港の前にズラーっと並んでいる不思議な柱は「津波避け」。こちらは何億円もの費用をかけて(しかもかなりの年月をかけて)再生したものなのだそう。

側まで行って見てみたが、結構な迫力(◎_◎;)。 柱の連なりだけ見ていると、ちょっとしたヨーロッパの街並み、という感じだ♪

結構良い感じのドライバーさんだったので、もし稚内に戻ってきた時に観光したければ連絡する、ということで名刺を頂いた。商売上手~(笑)

稚内港 船

先ほどホテルで一緒だった団体さん達と港で合流^^;。チームリーダー(?)の私は家族分のチケットを引き換えてもらうために窓口へダッシュ!団体さんに負けるものか!!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

引き換えてもらったのは2等

が、乗船してみると、団体さんもみんな2等だった。あ、あれ??(;^_^A

いわゆる「座敷席(じゅうたん敷きだけど)」なので、腰痛持ち、かつ正座苦手な私にはかなりツライ(´;ω;`)ウゥゥ。 母もひざが痛いので余計にダメだ。

必死で歩き回ると、船の真ん中あたりに禁煙席エリアがあって、そこにはシルバーシートがっ! なんとそこは椅子席なのだ♪ 70過ぎの老人と、ひざが悪いオバチャン抱えてるからええか、と、そこに移動。

同じように家族で来ている団体以外の人たちもそこに何組かいた。

すると母が「ちょっと待ってて・・・」とどこかへ去っていった。

ジュースでも買いにいったのだろう。父は父で写真撮りにどこかにいってるし。相変わらず自由な家族(;^_^A

私はとりあえず時間通りに乗船できた安心感と、それまでの緊張感からくる精神的疲労でどっと疲れていた。実はここに到着するまでの間にいろいろあって、私はすでにヘトヘト。この先の旅に不安さえ感じていた。

たねたん
たねたん
(・・・ったくさぁ~っ、なんで私ばっかりいつもこういう役なのさ・・・)

すると、母がしたり顔で戻ってきた。

(ま、まさか・・・!)

一等に変えてもらったから♪ さ、行こう!」

はぁ???

急にパワー全開である。

差額を支払えば一等にいけるのだと。・・・マヂか・・・

船内

で、行ってみたらガラーーーーーン・・・・・。

ふかふかの座席にバーカウンター、そしてTV。明らかに二等席とは雲泥の差。これなら2時間半の船旅も楽々だぁ~♪♪( ̄▽ ̄)

情報や知識って本当に大事、と実感した次第。

船での移動時間にお薦めの本♪

船の中で読んでいた本があります。友人に紹介してもらった、大好きな山本文緒さんのエッセイ集『日々是作文』

日々是作文(ひびこれさくぶん) (文春文庫)

10年前の自分に贈りたい言葉の数々ということで、結婚して離婚して、また結婚して、という変化の中で、彼女なりのクールな目線で面白おかしく日常のことが綴られている。

購入したのはずいぶん前なのだが、忙しくてなかなか読めず、やっとこの船の中で読み始めた次第。

で、中身の感想は・・・・・・さすが山本先生!もう面白くて面白くてどんどん読めてしまう!(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

ネタばれになるといけないので詳細は語れないが、特に男女関係においての話が秀逸。あぁ、こういう考えの人もいるんだなぁ、ととても参考になります(笑)。

実は独身時代は実家に住んでいて、家族と寝起きを共にしながらああいう作品を書いていた、というエピソードが、今実家で家族の目を気にしながら(笑)仕事をしている私と似ていて親近感♪

元々「文章がたねたんに似てるよ!たねたんが書いたのかと思ったってくらい!」と教えてもらった作家さんだが、まさか生活環境まで似ていたとは…。現在彼女は再婚して幸せな生活を送っているので、多分私ももうすぐ?!(爆)

山本文緒さんの作品はこちら♪

礼文島香深港へ到着!

礼文島 香深港
利尻富士
船から利尻富士

「利尻富士」と呼ばれる利尻島の綺麗な山を横に見ながら、やがて船は最初の目的地、「礼文島」の香深港へ。まだ時間は9:30だぁ・・・。

ようこそ礼文島 看板

馬の顔の形に似ているその島は、ちょうどお花の咲き始める時期のはず♪

島へ船での到着、というのは本当にワクワクするものだ。

そういえば、最近の国内旅行は結構「島」づいているかも(笑)。沖縄やら、五島列島やら、大島やら・・・。

で、今度は北海道でもやっぱり島。「日本は島国」というが、「島の多い国」でもあるのね、きっと。

船を迎える香深港は、それはそれは小さな可愛らしい港だった。

宗谷バスでのぐるり旅で、セクシーバスガイドさんと出会うw

バス旅
Pexels / Pixabay

船を下りて、また私はダッシュε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

宗谷バスの受付窓口にいってクーポン券とチケットを交換し、バスに乗り込ませなくてはいけない。この島では観光バスでのぐるり旅だ。

[blogcard url="http://www.soyabus.co.jp/"]

私達が乗ったバスは豪華な二階建てで、人数が少なかった為、ほぼ全員が2階席に座ることができた。

ここに乗ってる人たちはみな、我が家のような個人に近い形で来ている方々(団体では無い)。

たねたん
たねたん
(個人の観光客、意外に少ないのね・・・(※個人的感想))

あんなに船にはワンサカ人間がいたのに、個人客はこれしかいなかったのか~。

宗谷バス 車窓

我々のバスのガイドさんは、40代後半から50代前半くらいのスリムなお母さん、というイメージの人だったが、ひとたびマイクを握るとキャラがすごかった^^; しかも、話し方が妙にセクシーなのである(爆)。

「はぁ~い、皆様ぁ~♪よろしいですかぁ~?( ̄▽ ̄)」

佐藤○緒がもっと老けたらこんな感じかしら、というイメージ(笑)。

最初はちょっと鼻についた口調であったが、話す内容はその話し方とはかけ離れていてとても詳しく、面白くて、ためになる「本当のプロのガイドさん」であった。

沖縄のガイドさんでもそのような濃いキャラの方がおられたけど、礼文島のこの方の知識もかなりのものであった。

最初はドン引きだったこのバスのお客さんも^^;、次第に彼女のペースに引き込まれて(巻き込まれて?)いっていたのが見事であった。

とはいえ、この島は本当に小さくて、観光資源もそうそうなさそう。

島に2台しかない信号機の話やら、日蝕の碑など、観光客誘致に必死に頑張っているのだなぁ・・・と勝手に解釈していたところ、急に野草の話題に。

が、実はこの時私はボーっと話を聴いていて、あまり集中していなかった。少々疲れていたのもあったけど、正直野草にはあまりその時は興味がなかったからだ。

窓から見える野草について詳細な説明がなされ、バスの中は大賑わいだったのだけど、私の目にはただの雑草にしか見えず・・・・。

礼文 花の島を歩く

そしてバスは<ある場所>へ付いた。

『 礼文アツモリソウ 』との出会い

礼文アツモリソウ

「キャァ~♪♪これ、見たかったのよぉ~っ(*≧▽≦*)」

バスから降りた瞬間、たねママが急にハシャギだした。(・ω・ )ハテ?

礼文アツモリソウ 看板

聞けば、今回の旅行で一番楽しみにしていたのが、この『 礼文アツモリソウ 』とやらを見ることだったそうで。

年であればもうとっくにシーズンは終わっていて見られない花なのだそうだが、今年は寒い春が続いていたので見られるシーズンが伸びていたらしい。

「ねっ?!絶対ラッキーでしょ?私の旅行って普通じゃ起きないラッキーなことがあるのよ♪」

まぁ確かに・・・(-_-;)。

ニュージーランドでは地元ガイドがビビるくらい晴れさせたしね^^;(1年の殆どが絶対に雨が降っている場所で、怖いぐらいの晴天になった。)

イタリアでも同じような事いろいろあったし・・・・って、いちいち覚えてへんわっ!!

とにもかくにも、彼女の念願であった幻の花がここにあるらしい。

が、旅行前にそんな話を一切聞いていなかった私にはなんの感動もなく、とりあえず目の前の急な斜面を登ることに、ちょっと腰が引けていただけであった。

礼文アツモリソウ 看板
「北海道指定文化財」の「天然記念物」ってスゴクない?!

それにしても目の前に控えるは急な斜面である。

礼文アツモリソウ 1

そんなに高低差も距離もないので、あっという間のお散歩ではあるのだが、横からたねママが「写真を撮れ」とウルサイ、ウルサイ(;-_-) =3。

しかもバスは我々のバスだけでなく、どこからともなく集まった観光バスが一気にこの場所に来ていて、前にも後ろにもこの狭い場所に観光客が大行列。

ちっとも先に進まない上に、写真を撮る為にしゃがもうとすると、あちこち人にぶつかって・・・。

そりゃあもう大騒ぎでした^^;。

後ろの人を急な斜面で長い間お待たせさせるわけにもいかず、しかもこんな時に限って私のカメラは容量が無くなったり・・・。

すっごい強い日差しなのにホワイトバランス調整する間もなく、せかされるままにバシャバシャ撮影したけど、ほぼピンボケでした^^;

礼文敦盛草

まぁ確かにでっかいスズランみたいで可愛いですがね。既に疲労困憊の私には相変わらずあまり感動はなく・・・(-_-;)。

旅行中だからこそマナーが大事!

そんなことよりも、<立ち入り禁止>とでっかく看板に書いてある場所に、ズカズカと入っていったお馬鹿中年男の方が気になっていたわけで・・・。

その人は、バスのなかで私の後ろの席にいたカップルらしき2人組。会話を聞くだに、お見合いかなにかでつきあい始めたばかりのホヤホヤカップルらしく(まだお互い敬語だった( ̄m ̄*))、きっと彼女にいいとこ見せたかったんだろうけど・・・。

オヤヂ!子供でもせんぞ、そういうマナー違反はっ!!自然を壊してまで自然を撮影してどーするねんっ!?(怒)

・・・とご想像通りに怒りまくろうと思っていたら、その前にたねパパの方が先に怒り出した。その人も結構立派なカメラを持っていたので、同じアマチュアカメラマンとして許せなかったみたい^^;

そのオヤヂは性懲りもなくその先でもガンガン柵を越えていった(;^_^A

そしてとうとう、他のツアーの勇気あるオバチャンに

「ちょっとアンタ!どこ入ってるのよ!いい年こいて何やってんの!!!!(# ゚Д゚)」

と思いっきり怒鳴られ、それをきっかけにそれまで我慢していた人々(たねパパ含む)に、「そうだー!いい加減にしろー!」「マナー違反するな!大の大人がみっともないっ!」と大ブーイングを浴びたのでした( ̄▽ ̄)オホホ。

が、そもそもそういうマナー違反を平気でするお方は魂レベルが元々低くておられるらしい。そんな罵倒を浴びてもヘラヘラとしていて、まったく反省の色を見せなかったのでした。

うーむ、彼女(といってもかなりのオバサンですが)はそんな彼をどう思ったかしら? 私は自然を平気で壊すような人とは瞬時にその場で別れるけどな~(´ヘ`;)。

一方。くだんのセクシーボイスのバスガイドさんは、さすがこの辺りの野草にもとても詳しかった。

大儀そうな私を捕まえると

「あれが●●草、そしてあっちが▽▽草と■■草との3点セット!はい、ここから撮ってぇ~♪」

と、かのセクシーボイスでいろいろご指示くださった。


日本の名花 礼文島から波照間島まで

後でみたら私の目にはやっぱりどれもただの雑草にしか見えず(T-T)。掲載は省略します。だって名前もわかんないし(汗)。

おばぁ

スコトン岬で「最北端のトイレ」と「昆布ソフト」に出会う

日本の最北端 礼文島 (日本 - 北海道 - スコトン

のどかな風景を楽しみつつ、バスは海沿いの道をひた走る。

ふと、長崎の五島列島に行った時のことを思い出した。あの旅もすごく暑い良い天気続きで、島の海沿いの道をこう走って・・・・・。

島ばかり行ってるな、最近(笑)。うん、島、大好きだ私。

五島列島の旅
『 五島列島 』の世界遺産登録に寄せて 【 長崎 】【 五島列島 】

祝♡ 『 五島列島 』の世界遺産登録記念! こんにちは、たねたん@旅ホリック(@tabiholic_)です。とうとう『 五島列島 』が世界遺産に登録されましたね! やった~っ!!(*´▽`*) 201 ...

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やがてバスはある岬へついた。その名も「スコトン岬」。なんか可愛い面白い名前♪

サロベツ国立公園 看板

どうやらここがこの島の最北端らしく、「最北端」という看板の前で皆さんは記念写真をとっていた。

相変わらず自分が写真に写るのが苦手な私は、カメラを抱えてスタスタと岬の先端へ。

あいにくガスっているので見えないが、もっと晴れ渡っている日なら樺太とかが見えるらしい

北方4島か・・・・・。島国日本は島についていろんな問題があったよね、そういえば。

私が生きてるうちにこの4つの島の問題はどうにか解決するのかしら、とぼんやり考えながら海の向こうを眺めていた。

トイレ

このスコトン岬には面白いものが2つあった♪

まずは、上記画像の「最北端のトイレ」。勿論、中はフツーのトイレなのだけど、「最北端」という言葉にありがたみがあるわけで(爆)。

見るとみんなこのトイレの前で記念写真を撮ってるではないの!!Σ( ̄□ ̄;) さすがに記念写真・・・という気にはならなかったけど、誰もいなくなったのを見計らってこっそりパチリ♪

撮影し終わってふと振り返ると、私の後ろでたねパパが同じようにパチリとこのトイレを撮っていた。やっぱり私達、親子だわ・・・・(;^_^A。

昆布ソフト

もうひとつの「面白いもの」とは、「昆布ソフト」

昆布の顆粒が入ってる!!

一瞬「ゲッ?!Σ( ̄□ ̄;) 」と思ったのだが、自分の押さえ切れない好奇心には勝てず(だから双子座&ペガサスは・・・)、つい買ってしまった。

バスに乗り込みドキドキしながら口にすると・・・・。

う、美味い!!!!めっちゃ美味しいっ♪♪σ゚д゚)ボーノ!

ピントがずれてる画像なのでおいしそうに見えない。

が、実はよお~~く見ると、昆布の顆粒のツブツブが見えるのだ。昆布の旨みがソフトクリームの甘さに相乗効果をもたらしているのだろう、とっても美味しい♪

スコトン岬に行かれた方は、是非ダマされたと思ってトライしてみてください!甘いバニラソフトを食べたと思った瞬間に、「昆布出汁」のようななんともいえない旨みが広がって香ばしい。沖縄でおおいにハマった「さとうきびアイス」に近い味です♪(≧∇≦)b

礼文島 ウニ寿司

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