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【富山】【高岡】名城100選『 高岡城跡 (古城公園)』で高山右近に会ってきた

高山右近像 バストアップ

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いよいよメインターゲットの『 高岡城跡 』に向かう!

イケメン「高岡大仏」を拝んできた後、いよいよ本命に会いに『 高岡城跡 』へ向かいます♪

前回の記事
高岡大仏
【富山】【高岡】イケメンで有名な『 高岡大仏 』は日本三大仏の最後の1人?!【北陸】

高岡城址訪問の前に行っておきたい『 高岡大仏 』 高岡駅からバスに乗り、目指すは高岡城跡。毎度おなじみ、『名城100選』のひとつなので、スタンプを頂きに向かいます♪( ̄▽ ̄) しかしながらその前に気に ...

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高岡大仏から目的の場所に向かって歩いていると、かなり歴史的な建物があちこちに。

高岡 古い建物
高岡 糸商 看板

古い建物って本当に情緒があって良いですよねぇ~(はぁと)。もう一度大学に入学できるなら、次回はこういう日本の古い建築物の研究がしたいと思ってしまう程。

高岡には、そんな懐かしさを覚えるような素敵な建物があちこちに見つけられました。

高岡市立博物館 立て看板
お目当ての場所はもうしすぐ?!

いかにもお城へ向かうような小道を歩いていると、やがて立派な家紋が入った門が目の前に。

高山城跡 入口

加賀前田家の家紋は「加賀梅鉢」と言われている梅をモチーフにした家紋。一説には、「天神様」で有名なあの菅原氏の末裔を名乗ったからだとか。そういえばどこかで見たことがあるような。

高岡城跡 石碑

広い入口から入っていくと、「高岡城跡」の表示が。

城自体が無い「城跡」でこのように立派な石碑をあまり見たことが無い。

こちらもそうですが、「城址公園」として公園になってしまっていると、名前だけが残ってその面影はいずこに・・・という場合が都会では多いのですが、こちらは逆に公園というよりはきっちり「城跡」。

暫く雪の残った道を進むと、非常に興味深い石碑が目に入ってきます。

高山右近 石碑
高山右近顕彰碑

「高山右近顕彰碑」とあります。

高山右近の一生についてと、いかにこの町に貢献したか、そして高岡市民が永久不滅に高山右近を誇りとしていく旨が記されています。

更に歩みを進めていくと、今度は現代的な「高岡古城公園」の案内図が登場します。

高岡古城公園 案内図

この地図を見るだけでも、かなり広い公園という事が分かります(;^_^A

地図の右側にこちらの公園の説明がだーっと書いてありますが、加賀藩2代目藩主の前田利長が建てたのがこの高岡城。

それまで住んでいた富山城が火災で焼け落ちてしまった為、築城の名人であった高山右近にこのお城の設計(「縄張り」といいます)を依頼したところ、江戸城や大阪城に肩を並べる程の名城が出来上がったそうです。

う~ん、ますます高山右近が気になるっ!

高岡城跡 

高山右近を追いかけて

高山右近像 バストアップ

『高岡城跡』の説明の前に、「高山右近」を説明しないといけないかも。私の中ではかなり有名だと思っておりますが、念のために。

キリシタン大名「高山右近」とは

高山右近は日本史の授業でも教わったであろう「キリシタン大名」として有名ですよね。

戦国時代を舞台にした大河ドラマでも毎回ほぼほぼ出てきます。それくらい、あの時代には重要な人物であったということ。

先般、この高山右近がキリスト教カトリックにおいて列福され、日本全国でそれをお祝いするミサやイベントも開かれたりしていました。

(※列福・・・カトリック教会における「キリストがもたらした福音こそ真の救いである」という信念をその生き方によって証し、信仰の模範を示した信者に与えられる称号の事)

[blogcard url="https://www.cbcj.catholic.jp/2019/02/19/18519/"]

私はカトリックの洗礼を受けていますが、それ以前に、小学校の時の夏休みの自由研究に「かくれキリシタン」を調べまくって提出する程戦国時代のキリスト教についてとても興味があります(今も)。

かくれキリシタンについては五島列島へ行った記事をご覧頂きたいのですが、日本でのキリスト教の歴史を語る上で、高山右近は欠かせない人物です。

大河ドラマ『軍師官兵衛』で生田斗真さんが演じたキリシタン大名の役、といえば最近の方には馴染みがあるでしょうか。

元々織田信長・豊臣秀吉のお気に入りだった高山右近。いずれの主君からも最初はその人徳と才能によって気に入られるが、いずれも「キリスト教」によって突き放される目にも。

この流れはご興味ある方はご自分で調べて頂きたいのですが、その時々のTOPに気に入られる才能豊かな武将である高山右近を手放したくなかった秀吉ですが、「伴天連追放令」で改宗を拒む高山右近を泣く泣く一旦追放します。

その際、キリスト教に寛容な立場で右近を受け入れてくれたのが加賀百万石の前田氏。千利休で学ぶ茶道仲間でもあったようです。

やがて家康の時代になり、「キリスシタン禁教令」が発布されると、お世話になった前田家に迷惑がかからないように、と自ら長崎経由でフィリピンのマニラにわたります。

現地では熱心なキリシタン大名として既に有名だったようで大歓迎されましたが、翌年病死。
現地での葬儀もかなり盛大に行われたようです。

ちなみに。

マニラ市の広場には現在も高山右近像が建っており、その像はこの高岡城跡の入口に建っている像と同じものだそうです。

高山右近像 全身

『 高岡城跡 』の「名城100選」スタンプをゲット♪

高山右近像を何度も激写し(笑)、満足して一旦彼とはお別れ(実はこの先、思いがけず再会する事になるとはこの時は思ってもいませんでした)。

今回高岡へ立ち寄った第二の目的、「名城100選」のスタンプを頂きに、目的の場所へ足を速めます♪

他の旅先の記事を読んでくださった方には(またか・・・)と思われそうですが(;^_^A、どうしてもね・・・

こんな寒い年末に富山に来るのを同意したのも、これがあるからこそなのでございます(笑)。

こんな年末に、人の姿が一切見当たらないこの公園内でスタンプもらえるのかしら?と不安になりつつ、書籍に書いてある指定場所に向かうと・・・

あった!

高岡市立博物館

高岡市立博物館は明らかに閉まってるけど、自動ドアの前にスタンプ台らしきものがっ!!!(((o(*゚▽゚*)o)))

近づいてみると、やはり「名城100選」のスタンプ台でした♪ 普段はこのスタンプ、同じような趣味の皆様で行列になってたりするんですが、今日は一人占め♪

どういうスタンプかはここでは控えます。ネタバレになりますし(;^_^A 是非ご自身でこちらまで行って確認してみてくださいね♪

射水神社に立ち寄って高岡駅へ

高岡城入口

「名城100選」のスタンプも無事に頂いて、目的を果たしたので高岡駅へ戻ることに。これから今夜の宿までまた移動です。

が、公園の出口を探してさまよっていると、目の前に大きな神社が。

射水神社 鳥居

年末だけど、元日は明後日だけど、御朱印もらえたらラッキーだし、この旅の無事をお祈りしてこよう!

寄り道の寄り道ですが、急ぐ旅ではないので、ちょこっとお参りさせて頂くことに。

射水神社 前

「射水神社(いみずじんじゃ)」という名前のこの神社は、ちょうど年始の準備をしているところでした。

射水神社 由来説明看板

射水神社は元々霊山である二上山を祀る神社だったそうです(射水神社公式サイトより)。

[blogcard url="https://www.imizujinjya.or.jp/"]

とにかく、とても由緒正しき神社のようであることは、境内全体から漂う雰囲気で察することができます。凛とした空気が清々しいというか。

年末の神社は、新年を迎えるための準備で大忙しで、参拝者は逆に邪魔だったりもするかと思いますし、私が訪問した時はまさにそんな感じでしたが、それでも立派な正しき神社であることは十分わかりました。

とりあえずお邪魔にならないようにささっと参拝を終え、高岡駅に戻ることに。

かなり寒い気温の中の寄り道でしたが、「高岡古城公園」、本当に行って良かった♪

最初はスタンプ目当てでしかありませんでしたし、そもそももう高岡城そのものはこちらには存在していないのですが(城跡なので)、それでも日本史好きには必須の場所でございました♪

いつか、もっと暖かい気候の時に、高岡市内に宿をとり、ゆっくり公園内を廻ってみたいと思います。

[blogcard url="http://www.kojyo.sakura.ne.jp/"]

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