ソニー・ロリンズ（Sonny Rollins）『ソニー・ロリンズ＆ザ・ビッグ・ブラス（Sonny Rollins & The Big Brass）』

このアルバムを手にする価値は、ソニー・ロリンズの演奏は勿論、「ライナー・ノーツ」にあると思う。

ローレン・ショーンバーグ執筆によるこのアルバムのライナー・ノーツは、ソニー・ロリンズを中心とした当時のジャズに関するちょっとした参考文献になっている。

とにもかくにも、ビッグバンド出身者ではない最初のジャズ・ホーンの革新者であるロリンズが、ビッグバンドとトリオという2つの編成で演奏している、まさに「隠れた名盤」であることは間違いない。

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