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Billie Holiday(ビリー・ホリデー) Vocal

ビリー・ホリデー(Billie Holiday)『ビリー・ホリデー(Billie Holiday)』

更新日:

アルバム名 Billie Holiday
レーベル名 MCA
収録曲
  1. STRANGE FRUIT
  2. YESTERDAYS
  3. FINE AND MELLOW
  4. I GOTTA RIGHT TO SING THE BLUES
  5. HOW AM I TO KNOW?
  6. MY OLD FLAME
  7. I'LL GET BY
  8. I COVER THE WATERFRONT
  9. I'LL BE SEEING YOU
  10. I'M YOURS
  11. EMBARACEABLE YOU
  12. AS TIME GOES BY
  13. HE'S FUNNY THAT WAY
  14. LOVER COME BACK TO ME
  15. I LOVE MY MAN(BILLIE'S BLUES)
  16. ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET

ビリー・ホリデーの名曲『奇妙な果実』を私はずっと聞きたかった。
この印象的なジャケットもさることながら、いろいろなジャズ評論家がこぞって「名盤」と挙げるこの1枚、この1曲。

だが、この歌を他のシンガーが歌っているのをあまり聞いたことがない(たねたん調べ)。『奇妙な果実』といえばビリー・ホリデー、ビリー・ホリデーといえば『奇妙な果実』。今回このアルバムを手にして、この言葉の意味がやっと腹落ちした気がする。

また、この歌が彼女のオリジナルであるが故に他の人があまり歌っていないという事は当然なのだけど、その歌の内容があまりにも壮絶であることも他で歌われていない理由の一つとも思える。それほど歌詞の内容が、『奇妙な果実』という歌を聴く前の想像と違いすぎて自分でビックリした。

この歌は、彼女の父親の死を悼んで人種差別を歌ったの歌なのだ。重い病にも関わらず、人種差別故に病院をたらい回しにされた結果亡くなってしまったビリーの父親。以前として消えないアメリカ南部での黒人差別。「奇妙な果実(Strange Fruit)」とは、リンチによって首を縛られ木に吊るされた死体を表している。

悲惨な過去を持つにしてはあまりにも淡々と歌うビリー。『奇妙な果実』のリアルな歌詞と、ビリーの過去と、その淡白な歌い方のギャップが正直まだ違和感を覚える。
彼女のこの歌を心の底から理解できるようになるには、私はあとどの位人生経験を積めばいいのだろう?

この先、人生の節々で聴いてみたい曲であることは間違いないし、他の曲もじっくりその意味を味わっていきたいアルバムだ。

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たねたん

元ライター「たねたん」の公式サイト「たねたん・どっとこむ(tanetan.com)」で大人気だった「Jazzy Night」の中の「CD COLLECTION」をこちらに移転。アルトサックスを習いながらJAZZのCDを買い漁っていた時、ついダブって買ってしまうことが多発した為、備忘録としてこのコーナーを立ち上げました。ジャズ初心者の方にお薦めのCDをご紹介しています。

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