サックス奮闘記 個人レッスン日誌ー夏編ー

SAX奮闘記ー個人レッスン日誌・夏編ー 第72日目 ~半音階とタンギング~

https://tanetan.com/JazzyNight

2002年8月11日投稿

日曜日のレッスンのありがたさ

Sunday

paulbr75 / Pixabay

 

8日のレッスンが、スクールの受付リフォーム工事の為に本日に延期になった。

最近、仕事の後に一度帰宅してから再度レッスンに出掛けるのが、体力的にかなりしんどかったので、日曜日の夕方のレッスンはかなりありがたい♪(*´▽`*)

予定さえ入っていなければ、午前中に練習した後余裕で行けるし(きっとしないけど)。
これからもずっと日曜日にしてもらおうかなぁ??

 

半音階地獄

 

T先生
T先生
じゃあ、今日は半音階の練習から!

ぐえ・・・・とうとうきたか・・・・・(ーー;)

サックスプレーヤーの人がステージの前の音出しする際に、全音階ではなく半音階でピャラピャラーって音出ししてるのはカッコイイと、常々思ってはおりました。

さらに、私の目の前でもよく先生がそれをやっていて、そのうち

T先生
T先生
(オメーサンもこれぐらい出来るようなってくれよ・・・)

と無言のプレッシャーをかけられてるような気がして、

私
(いつかはこれをやらされる日がくるんだろうなぁ・・・)

と思ってはいたのだけど。ううむ(-_-;)。

 

T先生
T先生
とりあえず上のド♯から下のドまで下がってみてください。
僕のピアノに合わせて。

ワン・ツー・・・

ちょこっとずつ、つっかえながらもユックリであればどうにかいけた。
ふう(;^_^A

T先生
T先生
ピアノの鍵盤を頭に想像しながらやってみてくださいね~。
昔ピアノをやってた人(私)には、その方がいいかもしれませんから。
ピアノの鍵盤で考えていけば次に黒鍵押すのはどの音か、って大体想像つくんじゃないですか?

い、いや、実は最初っから鍵盤頭に浮かびまくりなんですけどσ(^◇^;)
でもピアノの鍵盤とサックスの運指はやっぱり大分違いますがな(泣)

T先生
T先生
次は2オクターブ分!

おっと・・・!頭のなかは集中しまくり。
目線が宙を見つめての必死の形相になってる自分の顔が、目の前の鏡に映ってる。
怪しい・・・・・(ーー;)

T先生
T先生
あ、真ん中のド、全部押さえてオクターブキー押してたでしょ?( ̄ー ̄)ニヤリッ
まあその出し方もあるんだけど、なるべくその方法は、メロディーの流れの関係で素早く出さなくちゃいけないから、『どうしても・・・』って時だけにしましょうね♪

へっ?!なになに???私なんかやりました??
あ、ああ・・・・・・・( ̄□ ̄;)!!

 

あまりにも半音階を出す事に集中し過ぎて、真ん中のドの音を出す際に、左手の中指だけで出すドではなく、低音のドを出すのと同じようにキー全部を押さえる方法でオクターブキーを使う、という方法を
<無意識に>使っていたのだった。
あちゃぁ・・・

それが先生には<ワザと>に見えたらしいσ(^◇^;)
ち、違うのよ、先生・・・・・(´;ω;`)ウゥゥ

ドの♯からドに下がる際に、何も考えずそのまま右手の小指を押してしまい、音が出てしまってからも全く気付かなかっただけ なんだけど・・・。

 

しかしそんな言い訳をする間もなく

T先生
T先生
はい、じゃあもう一回♪
ちゃ~んとわかってますから、今度は誤魔化さないようにね♪

と言われてしまった。とほほ(-_-;)。

 

『追憶』でタングング?!

 

半音階の練習の後、『追憶』へ。

 

T先生
T先生
前回どこまでやりましたっけ?

私
最後まで一応・・・

T先生
T先生
おっ!自信ありありですねえ~( ̄ー ̄)ニヤリッ

私
い、いや、そういう意味ではなくて・・・(アタフタ)。
じゃ、じゃあ、最初のほうだけチョロッと・・・

T先生
T先生
あはは(笑)。
じゃあとりあえず最初から最後まで譜面どおりに吹いてみましょうか?

焦りながらもどうにか最後まで吹く。上のレの音が割れる。

T先生
T先生
なんかレの音が自信なさげというか・・・。
下のシ♭、上のレを交互に吹いてみてください。

シ♭、レ、シ♭レ、シ♭、レ、シ♭レ、・・・・・・。

T先生
T先生
う~ん、やっぱりまだ上のレを出すときに緊張してるっていうか・・・。
思い切り力入っちゃってる感じなので(^。^;)、アンブシュアがその瞬間思い切り不安定になってるし、その前後の音が出しにくいんですよね。
お陰で急にその近辺だけ音が小さくなってるし。

多少遅れてもいいですから、タンギングで音切ってしっかり出してくださいね

 

た、タンギング???( ̄□ ̄;)!!

 

そういえば、この曲は同じ音が八分音符でずーっと繋がる箇所があり、その時はさすがにタンギングしないと音が出し辛いのでタンギングしてるのだけど、こんなに音が短くて、しかも上下するところでタンギングとは・・・

ど、どうすりゃええねん?(汗)

T先生
T先生
ええっと、軽く舌でリードの震えを押さえる程度でいいですよ、ここでは♪

ここでは、言うても・・・(ーー;)。
プッ、プッ、プッとやってみるも、なかなか上手くいかない。
こりゃ基礎練習のやり直しだわ・・・。

T先生
T先生
まあ、これも慣れっていうか練習すればすぐできますから♪
音出しにくい時はこういうタンギングで一旦音を切ってしまって、新たにアンブシュアと運指を組み直す、という発想でやってみるのも手なんですよ。
多少のメロの遅れは「アレンジ」って言い切ってしまえばいいんです(笑)。

でも相当自信もって言わないと、バンドの場合だと、他のメンバーにかなり怪しまれすけどねっ( ̄m ̄*)プッ

あはは、そういうワザもありってか。
まあとりあえずまだバンドじゃないし(笑)、基本が出来てないのはマズイマズイ。
半音階とタンギングが次週までの宿題だわっ。

T先生
T先生
あとは、コーダ以降。あそこは一番サビの部分ですから。
例えば、オペラ歌手が 『♪私は歌が上手いのよぉ~♪』って堂々と自慢げに声を張って歌ってるでしょ?あんな感じで(笑)

先生、良い例えだと思いますが、本当にオペラ歌手のように歌ってくださらなくても(;'∀')
そして自分の演技に自分で受けないでくださいな(笑)。

T先生
T先生
で、最後はまたメロウなかんじでユックリ、小さめに・・・・。
実は今、ボクのピアノの伴奏中に遊んでたのわかりました?

うん、今日はわかった♪
半音階の時は必死で他の様子がわからなかったけど、今のはわかったぞ!(^_-)-☆

T先生
T先生
じゃあそれなら余裕が出てきましたね♪
あとはもっと感情移入して吹ければ、もっともっと良くなりますよ!
しばらくした後でいつかまたこの曲を吹いてみると、その時は今とはまた違った感じで吹けるようになると思いますよ(^_^)

ううっ、それって今の私楽譜通りにしか吹けてないってことね、先生・・・。
修行しますわ・・・。

T先生
T先生
じゃあ来週はこの曲。
あ、これもやりたいっていつも思うんだけど僕の伴奏がなぁ・・・

私
やりましょう!(キッパリ!)

T先生
T先生
は、はい・・・・(ーー;)。じゃあついでにこの曲も。
多分サビ聞けば知ってると思うよ

先生がざーっとお手本で吹いてくださった宿題の3曲はこれ。

『HERE THERE AND EVERYWHERE』
『SAVING ALL MY LOVE FOR YOU』
『TOCCATA』

1曲目はご存知ビートルズ。二曲目もご存知ホイットニー・ヒューストン。
3曲目はポールモーリア楽団だって(笑)。

またもやどこかのCMで聞いたことあるような曲ばかりでございます♪
でもそれを口にだすと、先生には「え?そうでした?」といわれ、世代の差をまざまざと感じてしまう事になりそうので我慢しておきました(;^_^A

さ、練習練習・・・(遠い目)

 

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  • この記事を書いた人

たねたん

JAZZ好き元ライター。『たねたん・どっとこむ』内でのかつての人気コーナー「Jazzy Night」「サックス奮闘記」を現在こちらに鋭意移築中。Sonny Rollinsが一番大好き。最近はライブで生音浴びてないのが悩み。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています

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