SAX奮闘記ｰ個人レッスン日誌・夏編ｰ　第71日目　～暑さと替指～

2002年8月1日投稿

夏です！暑い！

Bru-nO / Pixabay

暑い。めちゃ暑い(;^_^A アセアセ。
この時期、渋谷は若者達の熱気も加わって、本当に地獄のようになる。

仕事帰りに一度帰宅してからレッスンに行くようになってからは、以前よりかなりカジュアルな服装になっているのだが、こんなに暑いともうオシャレとかどうでもいいっ！！という気持ちに(-_-;)

近所のコンビニに買い物に行くようなTシャツ、ダボパン、素足サンダル（ビーサンでは無い。一応いおしゃれサンダルではある）というような格好にサックスを肩からさげ、反対側の肩に下げた手提げに楽譜ファイル、リード、マッピ等を入れてダッラ～と夜道を歩く私は、端からみたらアブナイ奴σ(^◇^;)

ご近所の方申し訳ない・・・・犯罪者じゃないから通報しないでね・・・

私

先生～、暑いぃ～、どうにかして～っ(;^_^A アセアセ

私の我慢は限界を超えていた。

汗がなかなか引かないので、スタジオの冷房を勝手に「最強」にし、扇子でバタバタと顔を仰ぎ、音出しもせずに椅子にドカンと座ったまま。

T先生

寒っ！(^。^;)

私

先生はずっと涼しい中にいたんだろうけど、こっちは暑い中こんな重いサックス背負って遠路はるばる歩いて来たんだからね～！

全くもって嫌な生徒である。
オバハン生徒を持ってしまったことを後悔してるに違いない(￣▽￣)。

T先生

あはは（汗）、それは確かに暑いですよね～。最強ですか、ハイ･･･

私の暑さが収まるまで世間話で時間をつなぐ先生。
ごめんなさいねえ、オバハンでσ(^◇^;)

T先生

で、腱鞘炎はその後大丈夫ですか？

私

う～ん、とりあえず大分よくはなってきましたね～。
普段生活してる分には怪我のこと忘れてる事多くなってきましたから♪
仕事続いてるとちょっと痛みますけど、サックスの練習では大丈夫。
痛くなるときは姿勢が悪いってこともありますし。

T先生

そうですか、ちょっと安心しましたね。
でもまあ無理は禁物ですから大事にしてくださいね。

では始めましょうか♪

『追憶』で替指

LeeTravathan / Pixabay

T先生

ええっと、で、どこまでやりましたっけ？(^_^;)

お忙し氏のこの先生は時々レッスンの進み具合がすっ飛んでしまうことがよくある。
去年のグループレッスンでもよくこういうことがあったぞ(-_-;)。

私

・・・・。（←呆れている）

ええっと、『白鳥』は最後まで行って、次のレッスンがあってケツかっちんになったので、 最後に先生が『追憶』をチャチャっと吹いてくださって終わりました･･･( ・＿・)ジッ

T先生

あ、そ、そうだったっけ？(^_^;)
じゃあもう『白鳥』はいいよね！じゃあ『追憶』やりましょうっ！

え”っ？もう『白鳥』やらないの？
めっちゃ練習してきたんですけど･･･。

ま、いいか･･･。

T先生

この楽譜はちょっと複雑ですね。そろそろこういうのも
ぱっと見ただけでわかってくるように！

先生、私ピアノ習ってましたので、わかっておりますがっ！

T先生

Aメロ→1カッコで、もう一度Aメロに戻って2カッコ、そのままＢメロに入ってダルセーニョからセーニョ、 再びＡメロに戻って コーダからtoコーダ、で終わり。いいですか？じゃあまずAメロから！

何度も練習してるもん、全部吹けるのですわ♪

T先生

じゃあ次B。結構いけますね～(^-^)

私

先生、シ♭の運指はどっちがいいんでしょうか、この場合？

私は迷っていた(-_-;)。

クラシック出身の先生だとラ♯のほうの運指を＜正＞として、左手人差し指で二つを押さえるシの方は替指とするらしいのだが、うちの師匠は逆で、メロの流れで余程辛いとき以外、そして楽譜上「ラ♯」の時以外は、左手人差し指君大活躍の「シ♭」の方を日常的に使うことを薦めてくる。

T先生

まぁその人によって使いやすい方でいいんですけどね♪
トリルとかの時はラ♯の方が便利だし。
究極は、＜いつでもどちらでも使える！＞って奴ですね(^_-)-☆

そうよね、結局そういうことよね・・・・・・・・・・。

まぁそれにしても、この『追憶』は、何度演奏してもやっぱり昔のCMが
頭に浮かんできちゃうのだわ～σ(^◇^;)

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