2002年12月7日(リハーサル)投稿
発表会リハーサル当日
ライブは明日。いよいよ運命の日。
今日はスクール近くのスタジオでリハ-サル。先生たちをバックバンドにしての練習。スクールでやるのだとばかり思っていたら、実は場所違い(連絡もらってなかったぞう!)。しかも時間まで違ってた(これは私の勘違い(; ̄ー ̄A フキフキ)。
仕方がなく雨の中、一旦スクールに戻ってスタジオ内でひとり練習。今日は自分の『Misty』のリハ。頭のなかからゴスペルの事は忘れなくちゃいけないのに、どうしてもそっちの方ばかり浮かんでくる。しかも、まだこの曲の終わり方、決めてないし・・・。
受付あたりで休憩していた先生に今更ながら泣きつく私(´;ω;`)ウゥゥ。
あ、あのねぇ~・・・・。
この際単純でもなんでもよろしいっ!そこが決まらないと終わらないんだってば!
とはいえあまりたねたん的には納得できる終わり方ではなかったが(笑)、致し方あるまい。
とりあえずその終わり方でひとりで何度か練習していたら
と先生が急いで呼びにきた。当初の予定時間にはまだ十分あるのに・・・(ぶつぶつ)。
な・・・無いっ!!!!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
文句を言う暇もなく、言われるがままに先生と一緒にスクールをダッシュで出る。
徒歩10分くらい離れた貸しスタジオに着くと、狭いスタジオにはドラム、ベース、ギターの先生方が待っていた。
なんともいえない、重くて張り詰めた空気が充満しているスタジオ。もう何人もの生徒のリハをずーっとやってるから先生方の疲れも相当なものなのだろう。
焦りまくりながら楽器をセットしていると・・・・嫌な予感が・・・・・。
ま、マウスピースが無い・・・・・・・(T▲T)
突然の告白に引きつり顔の先生。
さすがにマウスピースを先生に借りるわけにはいかない。
私はスタジオ内の空気が固まってるのをひしひしと感じながら、大慌てでスタジオを飛び出し、雨の渋谷の人混みの中を、傘もささずに猛ダッシュした。多分人生で一番の必死さで・・・
スクールのプロミュージシャンの先生方(しかもサックス科以外で普段は知らない方々)をお待たせし、唯一の生徒を連れてきたらこの有様、という悲惨な状況を味合わせてしまったT先生にも申し訳なく、出来ることならこのまま自宅まで帰ってしまいたい程の情けない心情ではあったが、なんとか気持ちをキープしつつ、半泣きになりながら今来たばかりの道を猛ダッシュでスクールに戻る。
あぁ、雨ってこんなに冷たかったっけ・・・(T_T)
そんなところにいたのっ?!(涙)
やがてスクールに着くと、先程まで練習していたスタジオに向かう。ちょうど誰もいないので、迷わずドアを開け飛び込む。
ぎゃーーーっ!
あった~~~っ♪(((o(*゚▽゚*)o)))
スクールを出る際、急に言われて慌てて支度をした為、マッピケースにマッピをいれ、手提げにそのケースをポーンと投げ入れたのだが、私のコントロールが悪く、ちゃんと手提げの中に入っていなかったようだ(汗)。
はぁ・・・とりあえず良かったぁ・・・(´;ω;`)ウゥゥ
私はそのマッピケースをむんずと鷲掴みにすると、再び渋谷の雑踏を雨の中走りぬけ、リハスタジオに戻った。
寒い真冬のはずなのに、汗だくである。しかもめっちゃ息切れ・・・これからサックス吹くとは思えない状況である。
じゃあ、始めるよ!
ベースの先生が優しく、しかし目の奥は怖いまま(!)でそう言ってカウントを取り始め、私の演奏曲『Misty』のリハーサルは始まった。
2度ほど演奏し、「まぁ、こんなもんでしょ?」と言われ、「は、はぁ・・」と答え、終わり。
伴奏はプロなのだ。が、私の演奏がまるでトーシローなのだ(泣)。
情けなさと疲労と、無事にリハが終わったという安堵感で崩れそうになった。
私は深々と頭を下げてスタジオを後にした。
意外とおっちょこちょいなとこあるんですね(笑)
意外じゃないっす・・・・・かなりおっちょこちょいっす・・・・(涙)
うっそ~ん・・・・聞いてないんですけど・・・先生、こういうの多すぎですわ・・・・・
ま、今日はご迷惑おかけしたので甘んじてお引き受けしますが(トホホ)。