2002年11月21日投稿
ゴスペル科との個人的な攻防
月に二度、私のサックスのレッスンとゴスペル科のレッスン時間が重なる。
このスクールはすごく狭いビルの中にあるので、ゴスペル科40名が入れるスタジオ無い(入れるスタジオが無いのに教室を開いてしまう事自体疑問だが)。そこで、受付・入り口・待合室を兼ねた4階の入口スペース部分がゴスペル科スタジオ代わりになっているのだ。
その結果、エレベーターを降りるといきなり目の前で♪ラララ~ッ♪てな具合にゴスペル科の皆さんで熱唱してる最中に遭遇してしまうのである(^。^;)
ゴスペル科・ボーカル科の先生であるO先生はとってもナイスなキャラで、私と顔を合わせる度に
となぜか聞いてくる(笑)。お互いやれムダ毛がどうだとか、セルライトがどうだ、とかいう話を熱心にしていると、横で先生が顔を引きつらせて
と絶句してしまうほどなのだ( ̄m ̄*)プッ
冒頭の言葉はO先生の「お約束」で、以前から
と執拗に私を勧誘している為に、私がエレベーターを降りると必ず部屋の奥から顔をにゅっとだして、冒頭のあのセリフを言うのである。
が、その瞬間、ゴスペル科の生徒さん30名以上が一瞬にしてこちらを振り向くので、正直こちらとしてじはギョッとする(^_^;)
で、毎回聞かれるので、その都度「じゃ、次回から・・・」とか、「ボーナス入ったら・・」とか、返しを毎回変えなくちゃいけない(と勝手に思ってる)ので、お笑い芸人修行のようでもある。しかも、このゴスペル科、レッスン日がかなり不定期なので、いつこの状況に遭遇してしまうかわからない。
ドアが開いた瞬間の勝負なので本当にドキドキする。これだけやってたら、その辺の芸人より切り返しはできてると最近妙な自信がついてるかも(。・_・。)ノ
辞めるっ?辞めないっ?どっちがっ?!
いきなり先生から相談なんて何??もしかして、サックス講師やめちゃうの??( ̄□ ̄;)!!
先生いなくなったら私のサックス人生も終わり・・・こんなにワガママな生徒を受け入れてくれるサックス講師は他にいないもの(T∇T) ウウウ
聞けば、最近スクールに入ろうとしてる新しい生徒さんが、私が毎回使ってる木曜日20時15分からの時間帯じゃないと来られない、と駄々をこねているらしいのだ(-_-;)。
( ゚o゚)ハッ すみません・・・ なんか愚痴っちゃいましたね(;^_^A アセアセ
いや~、どうも納得できなくて・・・
いんや、どんどん愚痴ってくださいまし。先生が辞める話じゃなくてよかったですから♪これからも先生にワガママ言えるってわかっただけでワタクシは何でも聞ける気分でございます(笑)
本当は辞めてる場合じゃないんすけどね・・・・気持ちがついて来ないからしゃーないのよ・・・そのまま働くように、しかもとても良いポストで、と薦められたけど、丁重にお断りしました・・・
さて、レッスンといっても新しい曲をやるでなし。ひたすら『Misty』のアレンジ作戦授業である。
あーでもないこーでもない、と言って先生に見本を吹いてもらったり、自分でも吹いては凹み、泣き言が入り、「甘えるな~」と叱られ、あっという間の1時間が終わってしまった。
本当に、本当に大丈夫なんでしょーか??
頼むぜ、先生・・・・・。
自分の曲がもうどうにもならなくなった今、せめてバックの演奏に掛けたいっ!(T-T)
が、この想いもやがて瞬時に泡と消えるのを、この時の私は、まだ知る由もなかったこの時の私でした・・・