2002年9月26日投稿
音楽を学ぶ上でこだわりたいこと
「曲を勉強するには、まず耳で。」
これは私のポリシーである。
子供の頃、ピアノのレッスンで、小難しい練習曲が宿題になった場合、楽譜を見ただけではちっともメロディーのイメージが湧かず、半泣きになりながら鍵盤を前にで試行錯誤していた。
が、高校生になってバンドを組み(!)、自分が知ってる曲を演奏する段階になると、楽譜なんて最初の音さえ教えてくれれば後は勝手にアレンジまでしてさらっと弾くことができたのである。これが正直自分でも驚きだった。
が、『On Green Dolphin Street』、先週買ったロリンズ様やB.エバンスのはハイレベル過ぎて役に立たなかったのは前回書いた通り。
結局1週間、自分の頭の中で楽譜と必死に格闘し、前日になってようやく「これだ!」というリズムを見つけた。
出来てしまえばなんのことはないのだけど、 自分の身体と頭で同時に理解して演奏するのって、本当はこんなに大変な事だったのねと今更ながら知りました(;'∀')。
いやはや、良い勉強になりましたm(__)mペコ
この先サックス、とくにジャズをやっていくとなると、初見で知らない曲をいきなりやらされることも当然あるわけで、 こういう壁(経験)も必要なのよねっ♪
・・・と、あくまでも前向きに考えつつ、半ば開き直り状態でレッスンへ。
『ON GREEN DOLPHIN STREET』なんとか卒業!
先生に言われた通りに吹いてみる。
最近曲を吹く前の基本練習に多くの時間を割いているので、このあたりはお茶の子さいさいなのだ。
一応先生からもお褒めの言葉をいただく(*^_^*)
ピアノなら目をつぶってでも弾けるこのフレーズも、ことサックスとなるとまだ多少頭が混乱する。特にいつもひっかかるのが、ドの次にシ♭を吹いてしまうこと。
いかーん!(◎_◎;)
昨日までてこずってたリズムの箇所にくると緊張してしまったけど、どうにかそつなく(?)吹く事ができた。
メトロノームを動かして、このくらいで・・と先生が指示してきた速さは、ちょうど家で練習してる時の 速さと同じくらいだった( ̄m ̄*)プッ
えっ?ええっ?あんなに苦労したのにもう終わりっ?!( ̄□ ̄;)!! なんかちょっと寂しいわ・・・・・・・・(T-T)
新曲3曲追加!そしてコードに関する宿題が・・・
そんな私の心知らず、先生はウキウキな感じで新しい楽譜を私に手渡した。
『黒いオルフェ』『LEFT ALONE』『MY ONE AND ONLY LOVE』の3曲。
しかも『黒いオルフェ』は、B♭のテナー用の楽譜付。この曲知らないかも・・・。
こ、コード…。とうとうきた…。私の恐れて…いや、望んでいたことが…。
そもそも、コードなんてどうやって教えてくれるんだろう?「Cメジャーはドミソーです」とか?
は、はぁっ・・・・・・・?? 自分で調べるのぉ??? 多少なりともギターやキーボードやってた私ですら見た事無いコードばっかりなんですが。そもそも曲聴いたことないし~(困)。
曲の意味から分かりたい。嗚呼、文学部な私( ̄m ̄*)プッ。
…ずるい…先生絶対分かってなかったでしょ…それ、私が家庭教師やってた時に生徒に難しい質問された時によく使ってた手だわ…
まずはCDから探すか…
「曲を勉強するなら、まず耳で。」だったよね…(自戒)
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